これが世にいう蝋梅というものでしょうか。近所ではどうもお目にかかれなかったのですが、隣の区の大学病院に行った帰りに、もしやこれは!?と思いました。
ワックスで作ったような少し透け感のある花びら……私だったらシートワックスを0.6mmぐらいにローラーで伸ばして作るかなと思います。でもシートワックスはピンクですし、キャストしたら透けなくなりますしね。
確か良い香りがすると皆さんお書きになっていたと思うのですが、風が強い日だったからか全く感じませんでした。10mおきぐらいに植わっていたので、花が多めのところでは場所を変えつつ、マスクまで外してクンクンしてみたのですが……。
特定の香りが感じにくい疑惑も沸いてきました。
というのも、臭いはずのヘクソカズラ（勝手な愛称：ヘクソン）の匂いが未だにわかりません。キュウリの匂いはわかりますが、キュウリグサも揉んでもわからず。
確かに花粉症で水っぱなではありますが、嗅覚はもともと敏感だと思うのです。キンモクセイなんて、裏の通りの小さい木から香ってきても気づきましたから。
雨の夜、沈丁花から漏れ出た香りを感じました。この日は薄明るいうちに移動したので、ほころんできた姿が確認できました。
沈丁花の香りはわかったのになぁ……と不思議に思うのでした。
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