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健康診断の代行会社の活用メリット

企業の健康診断業務を担当されている方必見!

毎年ある職員の健康診断。通常業務に加えて、健診時期はさらに業務が重なり多忙かと思います。
そこで活用できるのが『健診代行会社』。
何をしてくれるの?メリットは?などお伝えしていきます。

企業健診業務は負担が多い

近年、代行会社を利用した健康診断関連の業務外注ニーズが高まってきています。その要因として企業健診に関連する業務範囲が非常に広く煩雑になりやすいためです。
まずは企業健診に関わる主な業務を順に確認していきましょう。

健診実施日の調整・予約

企業健診では、従業員が指定の健診施設に出向き各自で受診します。
特定の日に一斉集団で行うバス健診などと異なり、従業員によって受診する場所や日にちはバラバラです。そのため日程調整やキャンセル対応などの手間が非常にかかります。

従業員への受診促進

年に1度の健診ですが、従業員は通常業務に健診の受診は後回しにされがちです。そのため担当者は未受診者に対して、メールや電話などで受診を促さなければなりません。
企業健診の実施は、労働安全衛生法で定められており従業員に必ず受けてもらわなければいけません。

健康診断結果の管理

全従業員の健康診断結果を管理することも重要な業務です。従業員ごとに個人健康診断票を作成して、5年間の保存義務があります。
結果票をExcelで管理し、印刷しキャビネットで保管する企業がまだ多いですが、膨大な量の健康診断結果を紙で管理またすることは大変な手間がかかります。また紙での保管では紛失リスクも伴います。

特定保健指導の日程調整

特定保健指導の調整も業務に含まれます。生活習慣病リスクが高く、専門家の指導が必要と判断された従業員を対象とします。
そのため、受診後は要指導の対象者を抽出し保健指導の実施連絡や調整を行わなければなりません。
様々な専門家からの指導が必要となるため、指導内容に応じた調整が必要となります。

代行会社活用のメリット

煩雑で手間がかかる健診業務は、代行会社の活用も一つの手立てです。
企業内での人的リソースが限られているなか効率的かつ効果的に

業務効率化・負担軽減

代行会社を活用することの最大のメリットは、企業健診関連に関わる業務の効率化・負担軽減です。アウトソーシング(外注)することで担当者の労力が減り、他の業務に注力することができます。

受診率の向上

関連業務を外注したことで、「受診率が上がった」という企業は多いです。
未受診者に対してのメールや電話での受診促しや、従業員が受診をしやすい地域をカバーした健診施設との契約により受診機会を設けることもできます。

健康経営の促進

従業員の健康診断結果を管理し、データ化・分析することは健康経営の一旦を担います。
ただでさえ大変な分析までの作業を外注することで、データから出たより具体的な対策を練る業務に充てることができます。

まとめ

企業における健康診断の担当者は様々な業務を担っているかと思います。
その中で、どの業務を外注したらより効率的かつ効果的に従業員へ健康診断を提供できるか?を見極めることも大切です。

今後企業健診の重要性がさらに高まってくるなか、従業員の健康を守るために健診の受診だけに留まらず企業が健康経営に取り組むことも求められてきます。


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