ジョビン:ディサフィナード

写経シリーズはいつもなぜか3曲で終わりになるのですが、ジョビン写経もおそらく最後の3作目です。
ポルトガル語で「アフィナード(afinado)」は「音程が合ってる」の意味なので、Desafinado つまりは逆の「音痴」という意味になります。
歌詞を紐解くと、「音痴ね」と言われて続けて「音痴にだって心があるんだ!」とブチ切れるという歌詞なわけですが、それをジョアン・ジルベルト等の全く「音痴」でない人が歌うギャップを感じながら元ネタを聞いたりするわけです。
それで、ここでは写経(=コピー)ではなく、カヴァーとして、ボサノヴァのリズムも使わず、静かな心の葛藤を表現してみたなつもりなのですが、みなさんの耳にはどのように感じるのでしょうか。子供に聞かせてみたら「夏が終わった後の海の家みたい」と言われたんですけど、確かにそんな感じするなー。

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