見出し画像

手作り干しぶどう

父の実家に巨峰のぶどう棚がある。父は孫が喜ぶからと次から次へと収穫してきてくれる。

しかしぶどうは切って皮を外して種を取って出してあげなければならない。ひじょうにめんどうである。そして流し込むようにぺろりとたいらげる1歳…。
3歳は一人で食べれるからと一応誤飲防止で切って皮つきで出したら服が紫に染まっていた。ぶどうのシミは落ちない…まじで、まじで落ちない…茶色くなって残る…。

そんないろいろな面倒を抱えた巨峰が何房もある。シャインマスカットならよかったのに。とはいえ腐らせるのはもったいないので、一応保存食にしたいのでジャムか干しぶどうか冷凍かと考えて、今回は干しぶどうにしてみることにした。

以前、きゅうりを干したことがある。スライスしたきゅうりを何日か干したけど、真夏で、なかなか水分が抜けずにすべて納豆化してしまって悲しい思いをした。

それを教訓にセミドライトマトを作ったこともある。ミニトマトを半分にしてオーブンで低温で焼く。めちゃめちゃ時間かかったけどこれはいい感じにできておいしかった。

ということで今回もオーブンを使った。

材料は不揃いのぶどう3房。粒を半分にして、シリコンパッドを敷いたオーブン皿に並べる。大きな粒には種があったけど、小さな粒にはなかった。思ったより種がなくて意外と作業はスムーズに進んだ。ずらりとぶどうの断面が並ぶ。

120℃で合計2時間くらい焼いてみたけど、中はぐちゅぐちゅして今一つドライとはいえない。

ネットのレシピをいろいろ見て、天日干しもしてみることにした。ざるや網のカバーはないので、オーブン皿のまま洗濯ネットで代用。朝から夕方までベランダで干してみた。

すると、あと一息で乾きそうな感じに!90℃のオーブンでさらに1時間半くらい。

レーズンっぽくなった!

画像1

食べてみると、固い。そこに凝縮した甘み。まだ乾ききってはいなくて、イメージより新鮮な感じがおいしいかも。

これは、干しぶどうと言って差し支えないでしょう!2日かかって完成!

保存はどうしようかな。とりあえずジップロックで冷蔵庫へ。

使い道はレーズンパン?グラノーラ?ヨーグルトに一晩入れとくのもどうだろう?酒が苦手だからラムレーズンにはしないけど、シュトーレンもどきを作るのも夢がふくらむ!

案外うまくいったので、また作ろうかな。まだまだあるから次はジャムかな。レーズン酵母ってのもあるみたいだから、セミドライにして酵母を起こしてもいいかも…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?