シェア
hanada
2019年10月1日 21:55
よりよくあろうと身体(からだ)を起こし空は明るく無防備に今この大気に星が落つればどんなに心地がよいであろうか淡々かすむ酸素のかおり我が心は薄氷の如く百合の花は明るくしぼみ交差点を行き交う人びと誰も見えていないのか ああ 誰にも見えていないのか果てない雲をつんざく闇が わたしの声を塞ぐことをとうぜん何も見えはしないのかいちめん背中が汗で濡れても総じて過