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【Midjourney】イメージ画像を参照して「sref」と「cref」で同じイラストを生成する方法。
こんにちは、ハナコストックです。
Midjourneyに画風を統一できるStyle Reference(sref)と、同じ顔のキャラクターを生成できる機能 Character Reference(cref)が追加されました。
皆さんはどうですか?すでに使いこなせていますか?
私は全然追いついていません。
今回は、画像を普通に読み込んで生成する方法と「sref」「cref」で生成する方法を検証してみたので、忘れないように記事にまとめておきます。
便利な機能なので、覚えておくといいですよね〜。
Midjoeneyの使い方がまだよく分からない方は、こちらの記事にまとめていますので、合わせてご覧ください。
では、早速いってみましょう!
イメージ画像の読み込み方法
Midjorneyにはイメージの画像をアップロードして、その画像を元に生成してもらう機能があります。
そのために、Midjorneyに画像をアップロードする必要があります。
プロンプト入力欄の「+」をクリック。
![](https://assets.st-note.com/img/1711244284950-OZVwxu7MbV.png?width=800)
「ファイルをアップロード」を選択して、参照してほしいイメージ画像を選択します。
![](https://assets.st-note.com/img/1711244390914-eEknWwj7Ro.png?width=800)
読み込んだ画像が表示されたら、リターンキーを押します。
![](https://assets.st-note.com/img/1711244570495-1guntawcpO.png?width=800)
読み込まれた画像をクリックして拡大したら、control(右)クリックで「画像のアドレスをコピー」します。
![](https://assets.st-note.com/img/1711244673220-kgReZDnye1.png?width=800)
ではここから、読み込んだ画像を元に画像を生成してもらいます。
入力欄の「/imagine prompt」の後に、URLをコピペして、以下のプロンプトとパラメータを入れます。
![](https://assets.st-note.com/img/1711251473965-iZIJ4emoX0.png?width=800)
URL:参照する画像のアドレス
プロンプト:指示内容「夫婦と子供の家族が手を繋いでいる(英文)」
パラメータ:--ar 16:9 (画像のサイズを指定)
するとこちら、読み込んだ画像を参照して、プロンプトで指示した内容の画像が生成されました。
![](https://assets.st-note.com/img/1711259001663-jfJ50mFQ3Z.png?width=800)
微妙ですが色やシルエット表現が、参照されていることが感じ取れる画像になってます。
「sref」で生成する
次は、先ほど読み込んだ画像を「slef」で指定して生成していきます。
「slef」は画風を統一してくれるパラメータです。
プロンプトも参照する画像のURLも全く同じものを使います。
入力欄の「/imagine prompt」の後に、プロンプトと「slef」のパラメータにURLを入れます。
![](https://assets.st-note.com/img/1711251903094-iaiqIzlhc3.png?width=800)
プロンプト:「夫婦と子供の家族が手を繋いでいる(英文)」
パラメータ①:--sref URL(参照画像のアドレス)
パラメータ②:--ar 16:9 (画像のサイズを指定)
パラメータは「--」にアルファベットの後、「半角スペース」を入れてから数値やURLを入力します。
こちらが「sref」で生成された画像です。
参照画像と同じタッチの画像が生成されました。
![](https://assets.st-note.com/img/1711252150813-aBXws5PHB9.png?width=800)
「cref」で生成する
「cref」は同じキャラクターを生成する機能なので、こちらMidjorneyで生成したイラストを使用していきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1711253265453-EVDvN3ER3Y.png?width=800)
入力欄の「/imagine prompt」の後に、プロンプトと「cref」のパラメータに上記のイラストのURLをコピペします。
![](https://assets.st-note.com/img/1711253378443-QoCLazcsvK.png?width=800)
プロンプト:「デジタルな世界でダンスをしている女の子(英文)」
パラメータ①:--cref + URL(参照画像のアドレス)
パラメータ②:--ar 16:9 (画像のサイズを指定)
すると、こちらの画像が生成されました。
![](https://assets.st-note.com/img/1711253995090-OEFvkCtptA.png?width=800)
女の子の髪型とか服装が参照されているようで、同じようなキャラクターが生成されました。これはこれで可愛いですが、タッチは参照元と随分違いますね。
「cref」と「sref」で生成
イラストの画風も合わせていきたいので、
先ほどの「cref」に、「sref」も追加して生成してみます。
URLは同じものを使用します。
![](https://assets.st-note.com/img/1711254144226-UnIvt7tBXG.png?width=800)
プロンプト:「デジタルな世界でダンスをしている女の子(英文)」
パラメータ①:--cref + URL(参照画像のアドレス)
パラメータ②:--sref + URL(同上)
パラメータ③:--ar 16:9 (画像のサイズを指定)
すると、こちらの画像が生成されました。
![](https://assets.st-note.com/img/1711254296474-Z9i860TBe6.png?width=800)
「sref」も追加することで、同じキャラクターでタッチも統一して生成してくれます。
Midjourneyに一度読み込む
キャラクターの顔をもっと近づけたい場合、参照元の画像をMidjourneyに一度読み込むとうまくいくと聞いたので、それも試してみたいと思います。
女の子のイラストを一度ダウンロードして、
![](https://assets.st-note.com/img/1711256084567-wnFgZ6Wmjx.png?width=800)
先ほどと同じようにアップロードして、Midjourneyに読み込みます。
![](https://assets.st-note.com/img/1711256140593-IZtXG0Vm4D.png?width=800)
読み込んだ画像のアドレスをコピー。
![](https://assets.st-note.com/img/1711256412393-qK5zccpwXM.png?width=800)
そして、先ほどと同じ「cref」と「sref」にURLをコピペして生成してみます。
![](https://assets.st-note.com/img/1711256496289-Hoe8vwelXv.png?width=800)
プロンプト:「デジタルな世界でダンスをしている女の子(英文)」
パラメータ①:--cref + URL(参照画像のアドレス)
パラメータ②:--sref + URL(同上)
パラメータ③:--ar 16:9 (画像のサイズを指定)
すると、どうでしょう?
先ほどよりもう少しだけ女の子の顔の感じが、参照画像に近づいたような気がします。
![](https://assets.st-note.com/img/1711256587719-S5FyqktC68.png?width=800)
こちらが先ほどの画像です。
![](https://assets.st-note.com/img/1711254296474-Z9i860TBe6.png?width=800)
Midjourneyはランダムなので、たまたまかな?という程度ですが。
cwを追加する
「sref」と「cref」には
それぞれ「sw」「cw」のパラメータを追記することができます。
sw(Style Weight):デフォルト100(設定値:0〜1000)
0はスタイル統一なし、1000はスタイルの影響度が強cw(Character Weight):デフォルト100(設定値:0〜100)
0はキャラの顔のみ、100は顔・髪・服
こちらの数値を上げることで、参照度合いを制御することができるそうですが、正直よくわからないです。
試しに先ほどの内容に「cw 0」を入れて、顔のみを参照するように指示してみました。
![](https://assets.st-note.com/img/1711258351820-KC6Fo23tSl.png?width=800)
生成された画像がこちらです。
顔だけにしたせいか、体が先ほどのイラストよりスマートになりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1711258411126-DRVyCgu9LQ.png?width=800)
いかがだったでしょうか?
便利だけど、まだまだ思い通りにはいかないですね。
また、生成AIについて記事にしていきたいと思います。
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