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【ベクター生成AI】イラレのfireflyがすごい。プロンプトから素材の生成と再配色ができる。
こんにちは、ハナコストックです。
Adobeの画像生成AI「firefly」使っていますか?
こちらもMidojornyやDalle3のように、オリジナル画像の生成や編集ができるAIです。
このfireflyの機能が、Illustratorのver28.0(2004)にも実装されました。
まだBata版みたいですけど。
どんなものなのか興味はありつつ、アップデートを面倒くさがってましたが、テキストによる指示でベクター素材が作れてしまうというものなので、試しに使ってみたいと思います。
では、早速いってみましょう!
ベクター素材の生成
図形選択ツールから作成
新規アートボード(なんでも良い)に、四角形ツールで適当な四角を作成。
この大きさで素材が生成されます。
![](https://assets.st-note.com/img/1710305171365-gyYeh0aj2S.png?width=1200)
選択ツールをクリックすると、生成コンテキストバーが出てきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1710305244688-AApewP8OJS.png?width=1200)
プロンプトを入力
「生成(Beta)」をクリックすると、テキスト入力欄が出てくるので、生成したい素材のプロンプト(指示文)を入力。
今回は「水彩風の土星」と入力して「生成(Beta)」をクリックします。
![](https://assets.st-note.com/img/1710305412450-KaAMJpNYqZ.png?width=1200)
すると、こんな感じのベクター素材が生成されました。
![](https://assets.st-note.com/img/1710305461259-xtcgQHJOoh.png?width=1200)
「フラットな車」と入力すると。
![](https://assets.st-note.com/img/1710305887651-c1grg0NkFV.png?width=1200)
こんな感じです。
![](https://assets.st-note.com/img/1710305905381-dWDZEsleo2.png?width=1200)
プロパティメニューから生成
画像の生成はウィンドウメニューの「プロパティ」パレットからもできます。
![](https://assets.st-note.com/img/1710306111595-wIc0VRkmGA.png?width=1200)
バリエーション
プロパティからは、プロンプトを指定することもできますし、生成した素材のバリエーションが3つできるので、それを選択することもできます。
![](https://assets.st-note.com/img/1710306222497-19NMVXMa5b.png?width=1200)
種類
被写体、シーン、アイコン、パターンなどの種類を選べます。
![](https://assets.st-note.com/img/1710311863537-348bFZdz1r.png?width=1200)
こちら「レンガの壁」という同じプロンプトでも、種類を変えると違った素材が生成されます。
![](https://assets.st-note.com/img/1710316864093-NjP29TxI3p.png?width=1200)
スタイルと設定
ベクターグラフィックの詳細
スタイルと設定の「ベクターグラフィックの詳細」を調整すると、こちらも同じプロンプトでも、イラストの細部の書き込み具合が変わってきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1710312044534-hvSKM8RTQd.png?width=1200)
スタイルピッカー
素材のテイストを揃えることができます。
下の画像は、右が生成した素材で、左は私が描いた葉っぱの画像を配置したものです。
![](https://assets.st-note.com/img/1710316436652-cX9vL1LcBL.png?width=1200)
オブジェクトを選択して、スタイルピッカーをクリックすると出てくるスポイトを、合わせたい画像にクリックします。
![](https://assets.st-note.com/img/1710316435923-aicbmq5EyK.png?width=1200)
全く同じではないですが、似たようなタッチに揃えてくれます。
![](https://assets.st-note.com/img/1710316436115-8QMWsbnXGJ.png?width=1200)
これ、すごいですよね〜。
生成再配色
色を変換したいオブジェクトを選択した状態で、プロパティメニューを開くと「オブジェクト再配色」が出てくるので、それを選択。
![](https://assets.st-note.com/img/1710306852753-yTfuAOGbg2.png?width=1200)
こちらの画面が出てくるので「生成再配色」を選択すると、プロンプトの入力欄が出てきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1710307027629-hcQDO1gMAL.png?width=1200)
「ピンク、オレンジ、緑のアースカラー」と入力すると、
4つのカラーバリエーションが作成されました。
![](https://assets.st-note.com/img/1710307118268-387bb9zoMe.png?width=1200)
まとめ
ベクター素材がこんなに簡単にできちゃうなんてすごい!!!
まだBata版ということなのか、機能はシンプルで微調整の指示はできないようで、長いプロンプトもあまり理解されていない感じです。
また欲を言えば、パスの構造が面だけではなく線も生成してくれると、ありがたいなぁ〜と思いました。
しかし、ベクター素材の生成は非常にありがたい!
現在はベータ版ですが商用利用も可能になっています。
必要に応じてこちらも使いこんでいきたいと思います。
今後の進化に期待大ですね!
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