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kan__ma
誰かに話したいときがある
うれしいことがあったとき、逆にひどく腹立たしいことがあったとき、誰かに聞いてもらいたくなる。
家族や、親友や、そうした心の内を見せられる相手がいる人を、とてもうらやましく思う。
娘はまだ、そうした話ができる歳ではないし、夫はなんだか生返事しかしてくれないし、なんなら、話したいことは子育てや夫への不満であることも多い。
例えば、私が母とよい関係を築けていたなら、「お母さん、ちょっと聞いて!」と言えたかも知らない程度の話を、できる人があまりいない。
それは、私自身の生き方の問題なのだろうけれど、どうしてもしんどくてたまらなくなるときがある。
ただただ聞いてほしいだけでも、さらに勇気が必要になる。勇気を出して、数少ない大切な人に連絡してみようと、夜の中で決意する。
けれども、朝日を浴びるともう少しだけ我慢しようかと思ってしまうかもしれない。
これまでに、頭の中に浮かんでいたさまざまなテーマを文字に起こしていきます。お心にとまることがあれば幸いです。