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沸き立つ神話への興味 伊弉諾神宮と頭髪感謝之碑   -淡路島-

こんにちは。

現在大阪に在住ですので、少し車を走らすと明石海峡大橋を渡って淡路島に行けます。
私は何か惹かれるものがあり、淡路島にはちょこちょこと行っています。四方を海に囲まれた島は、レジャーにはピッタリです。機会があれば、サップを持って行き遊びたいと思います。

そんな風光明媚の淡路島ですが、島の中央辺りに伊弉諾神宮があります。

伊弉諾と伊奘冉が祀られた神宮です。
伊弉諾と伊奘冉は日本神話に現れる国産み神産みの神様であります。私たちの遠い祖先である伊弉諾と伊奘冉が、最初に産んだ淡路島の多賀の地の幽宮に鎮まった、と古事記と日本書紀に記され、伊弉諾神宮の起源とされています。

厳かな雰囲気が境内にこだましています。賽銭箱には菊花紋があります。そして、昭和天皇御手植の楠が、夏の日差しを滞りなく受けるがごとく天に向けて大きく育っていました。伊弉諾神宮の金文字が神々しくかっこいいものです。

さらには、頭髪感謝の碑があります。

頭髪感謝之碑

「髪」は「カミ」と訓じ、神や上に通ずる語意です。我國では太古から頭髪は生命存在の象徴として、霊魂の宿るものとして神聖化してきた。「カミ」とは神聖、天皇、朝廷、年長、初元、過去、高所、上座などを表現する語でもあり尊いものを意味する言葉である。茲に髪に宿る生命の尊さを傳へてきた日本特有の精神文化を継承し、生命誕生と司る大祖神を祀る最古の神域に、日々頭髪に關はる職域である理容美容を中心とする業界の繁栄と平安を祈願する。碑を建立し頭髪感謝の赤誠を捧げる。
宮司撰文謹書
 


上記の写真にありますように、『リーブ21』がと刻まれています。『リーブ21』は育毛の会社で有名です。多くの人がCMで『リーブ21』と何度も聞いたことがあることでしょう。

石碑をしっかり撫でましたので、薄毛に悩むことがないのでしょうか・・・。こればかりは、何十年の検証が必要ですね笑。
語呂合わせを含め、万物を崇める神道の本髄を感じさせられました。
淡路島に来島の際は、是非お参りされることをお勧めします。

伊弉諾と伊奘冉を含め、日本神話には多くの神様がおられます。
恥かしながら、神々の伝説や家系図を含めまだまだ整理ができておりません。学び、記事の更新をしてゆきたいと思っております。
なぜ、沸き立つ興味なのかと言いますと、我々の遠い祖先のことでありますから。歴史を学び、明日への光としたいわけです。


お読みいただきありがとうございます。
それでは。


花子出版   倉岡


文豪方の残された名著を汚さぬよう精進します。