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高野山で霊的体験?   ビルマ戦没者供養塔

こんにちは。

高野山シリーズの更新です。

高野山には「ビルマ戦没者供養塔」があります。
先日高野山に行った際に「ビルマ戦没者供養塔」にお参りをしました。

金剛峯寺の存在は知っていましたが、「ビルマ戦没者供養塔」については高野山に登るまで知りませんでした。

「ビルマ戦没者供養塔」は、ビルマ戦没者供養のため、ミャンマーから贈られた釈迦如来像を本尊として建立されました。(ビルマ=現ミャンマー)
境内には本尊の他に、ビルマでの戦いの凄惨な解説記録が展示されています。
ビルマは19世紀以来イギリスが植民地として支配していました。そして、イギリスからの独立を目指すインドと日本とタイ王国とビルマらの枢軸国軍が、イギリスと中国とアメリカの連合国軍と争いました。1941年〜1945年です。
一度は枢軸国軍がビルマ全土を制圧しましたが、連合国軍に押されて1945年の終戦までに連合国軍がビルマを全土を奪還しました。
イギリスやアメリカはそれぞれの役目を達成したが、最終的にはアジアから撤。日本軍の戦没者は18万人を超えるとのこと。

凄惨な戦争であり、そのような戦争を供養するために、「ビルマ戦没者供養塔」が建てられたのであります。
「ビルマ戦没者供養塔」の入り口から丁度反対側には、戒壇巡りができる場所があります。戒壇巡りとは『真っ暗な中を進み自己を見つめなおす精神修養の道場』とのことです。

手すりにを握りながら真っ暗な地下に入り、戒壇巡りを始めます。天井も低く、注意しながら行かないと高身長ならば頭を打ってしまうでしょう。私が入った時は誰も人がおらず、正しく『心の扉のカギ』に触れることができる状態でした。
ゆっくりと進むと、右手に薄暗い灯りに照らされた神々の石像があり、入って丁度中間地点には涅槃像がありました。涅槃像を拝謁したのは、以前タイに行った時以来です。


そこで、表題にある霊的体験???をしたのです。

これまでの私は、幽霊をみることも、神秘的な体験をすることも、幽体離脱をすることも全くありませんでした。夢見はいいので、毎日多くの夢を見てはいるのですが、実生活での霊的体験をしたことはありませんでした。そんな私が、霊的体験をしたのです。

花子出版noteに記録することが、吉とでるか凶とでるかは、未知数です・・・。

どういった霊的体験かと述べますと・・・、

涅槃像を前に合掌して、即座に左肩が熱くなり始めたのです。痛みや倦怠感や取り憑かれたような重みではなく、細胞が内側から燃えるような感覚です。そして、その熱さが心地よいのです。
参拝を終えてもしばらく熱さは続きました。

初めての霊的体験でとても驚き、不感症な人間だとばかり思っていましたが、私の観念が少しだけ瓦解しました。

世の中には不思議なものがたくさんありそうです。もっともっと研鑽を積み、少しでも多くの真実を理解したい考える今日この頃です。

高野山に行かれた際は、「ビルマ戦没者供養塔」にお参りされることをお勧めします。

花子出版    倉岡 



文豪方の残された名著を汚さぬよう精進します。