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通院日記

何だかんだで退院してから二回目の通院も終わりました。
退院後ずっと調子が悪くて、長時間の診察でお願いしていました。

薬の調整をして数日……途端に調子が上向きました!
入院中に飲んでいた、いくつかの薬が悪さをしていたみたいです。

睡眠薬的役割として飲んでいた3種類の落ち着ける類の薬でした。
朝に飲んでしまっていたので、日中の眠気が酷く、気持ち的にも落ち込みが酷かったです。
夜に飲んでみたら少しマシになり、しかし夜の睡眠には影響が無かったので断薬となりました。
薬が多くてうんざりしていたので、良かったです!

ほんの数日なのでまだはっきりとは分かりませんし、眠気はまだ少し残っているのでまだまだ気は抜けません。
他の薬も影響があるかもしれないので、それも含めて引き続き経過観察中です。

しかし薬があまり効かない私でも、影響が出ることもあるものですね。
本当に久々に酷いうつ状態で、辛くしんどい期間が続いていました。
一先ず脱せて、本当に良かったです。

さて、今回の診察で一番心に残っている医師の言葉があります。
「私が確信を持てるのは投薬の管理くらいで、改善のためにどうしたら良いのか・どう生きたら良いのかみたいなことは分からない」(意訳)
「それが分かったら他の職業をしている。人を集めて講演して稼いでいると思う。分からないから医師をしている」(意訳)

私はこう返しました。
「だから私は先生を信用しています」

本当に、この医師が好きですね。
つい聞いてしまいますが、対処法なんて、人によるんですよ。やってみないと分からない。
あれこれ適当なことを言う人よりも、よっぽど信頼出来ます。
しかも「分からない」とはっきり患者に言える医師なんて、めったにいないですよ。素晴らしいと思います。

今回は珍しく、体調不良に原因があるんですよね。
それに関して、どうしたら良いのか聞いた時の返事でした。
といっても、その原因に関して私が気付いていない私の精神状態など、言い当てているんですよ、この医師。
治療法に関しても、森田療法も睡眠などの記録(認知行動療法)もm-ECT(修正型電気けいれん療法)も全て、医師から教わりました。
医師として充分な知識や観察力を備えたうえで、余計な事は言わない謙虚さも兼ね備えている訳です。

これが私が主治医を変えない理由です。
通いにくい場所に病院はあるし、入院は別の病院になるんですけれどね。


退院すると毎回「寂しい」「記憶が消えていて不安だ」と言っているらしいですね。長年通院しているとカルテに書かれているので助かります。
入院生活って優しい人に囲まれているし世話されるし、本当に快適なんですよね。
今回も例に漏れず、です。

その上、ここ数年の依存先からの脱却が今回のうつの原因なので、余計に「寂しい」訳ですね。
そのせいで、それ以前の依存先である実家にしばらく帰っていたみたいです。これは医師の鋭い指摘で、言われてみれば確かにその通りだと思います。

これをどうしたら良いかなんて、そりゃ分からんですよ。
けれど記憶は少しずつ戻ってきてもいるし、色んな人に相談もしているし、寂しさは随分と改善されてきていますね。

何より、薬の影響が強かったようにも思いますしね。
とにかく今は、体調が改善してきていて、本当に良かったです!

次回診察は、二週間後。
「二週間後くらいの感じでしょうね」と医師が言う、中々安定しない英でした!

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