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読書記録97.世界が変わる「視点」の見つけ方 〜新しい視点を発見するには?〜

最近、早起きして英語学習か読書をしている、はなです。

起きる時間を早くすると、気持ちの余裕が出て自分と向き合うことができるのでいいですね!明日から天気が崩れるようですが、太陽に頼りすぎず自分の意思で起きたいところです。

今回は、知り合いからの推薦図書を読みました。

この本を読んだ理由

知り合いからおすすめされたから。
デザイン思考という言葉が最近気になっているから。

この本を読む目的

新しい視点を発見するにはどうするか、知る。

この本の内容

視点の話をする前に、デザインとは何か?の話。

著者の佐藤可士和さんによると、デザインとはビジョン設計のこと。
ビジョンを人が感じられるものに変換することを意味します。

佐藤さんはこれまで「クリエイティブの力で問題解決しよう」とユニクロや楽天、セブンイレブンなど様々な領域でデザイン戦略を手がけてきた方。

そんなクリエイティブな経歴を持つ佐藤さんの述べる、
デザインの力を使って新しい視点を発見するために必要なことは、以下の3つ。

1.課題
2.コンセプト
3.ソリューション

1.課題
問題とは、現実と現状のギャップ
課題とは、ギャップを埋めるための取り組みやテーマ

問題把握が大切だけど、これは結構難しい。

まずは、目の前の前提を疑う!
そしてヒヤリングをして情報をあらいだし、問題を突き止める

2.コンセプト

コンセプトとは考え方の方向性。
アイディアを判断するものさしのようなもの。

優れたコンセプトには、耐久性が必要。
誰もが共有できて、しかも応用可能な丈夫で長持ちするコンセプトが、プロジェクトを成功へ導く。

3.ソリューション

ソリューションとは、問題を解決するアイデアと実行プランのこと。

問題解決のためには、多様な視点を持つべし。
行ったり来たりしてどれだけ思考できたかが肝になる。

アイディアとは、フォーマットや再現性ではなく、
どれだけ独自性があるかが重要。

自分の好みで作るのではなく、
自分事化して自分と社会の接点を探る。

デザインはカンが大事!
カンとは、
勘。経験からくるスキル
感。ファーストステップ、感じる力、直感

これからの時代
AIがロジカルな分析を担うようになる。
私たち人間は、
人のナマの感覚に繋がること(美しい、カッコいいなど)に敏感にならなければいけない。

動いて経験してインスピレーションをゲットする!

この本の感想

物事を考えているときに、
【そもそも何のためにこんなこと話し合ってる(考えてる)んだろう?】と思うことが多々ある。

これは、課題が定まっていないことが最大の理由だと思った。

これからは解決策を見つけるより、問題を見つけるほうが重要視されつつあるとどこかの本でよんだけど、
ほんと、そうなんだと。

課題が間違っていると
コンセプト(方向性)がブレて、
結局
最適なソリューションが出てこない。

著者の佐藤さんが言うように、課題の設定は難しくここを慎重にやる必要があると思った。


本に書いてあること自体は、体系化されていて分かりやすかった。

が、この思考を自分に取り入れて活用するのは一筋縄ではいかないだろうと思う。

実際の問題点を用いて、思考訓練をしながら落としこむ必要あり。

この本を読んだ後の行動計画

身の回りの問題点を見つけ、本書の内容で解決してみる。

(やりたいけど、そんなに解決したいことがない…誰か、課題くださいand一緒に課題解決のワークしませんか)

最近、頭が良くなりたいと思って課題解決の方法に関する本を読んでいますが、
読んだあとの行動ができていないのが課題です…


頭が良くなりたいってどんなこと?

本当にそれを望んでる?

あれ??

【課題の設定】が間違ってるんじゃない?

→→→仮説を疑う
→→→コンセプトがブレてる
→→→ソリューションが出ない

ここから考える必要があるなと、この文章を書きながら思いました…

課題とコンセプトってめちゃくちゃ重要っぽいですね。もっと思考します!!

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