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読書記録1.人は自分に嘘をつく 〜本心に素直に生きるための考え方〜

自分のことを素直だと自覚していた、はなです。
しかしながら、「素直」の本当の意味を落とし込めていなかったようです…

YouTubeで拝見している、勝友美さんの新書を読みました。

この本を読んだ理由

勝さんの人間性がかっこよすぎて、YouTube動画を見るたびに惹かれるから。
「自分に嘘をつく」というタイトルの一部が衝撃的でありながらも、自分に当てはまる部分もあるから。

この本を読む目的

本心に素直に生きるための考え方とは?

タイトル通りだと「自分に嘘をつかないための〜」ですが、脳は否定文を否定と認識できないので、ポジティブな言葉に置きかえました。

この本の内容

本書では、著者の勝友美さんが自分に嘘をつかないための7つの法則を紹介しています。

1.何事も全力でやる
2.嫉妬しない
3.心と言葉、行動を一致させる
4.迎合しない
5.自分に嘘をつかない
6.なりたい自分を明確にイメージする
7.何からでも学ぶ姿勢を大事にする

このうち、私の印象に残ったのは、「序章」の部分と法則5(自分に嘘をつかない)の章です。
そこにフォーカスしてご紹介します。


物事がうまくいかない原因には
「レコード」が関係している。
レコードとは、過去のうまくいかなかった記憶や失敗など。

物事をできなくさせているのは、過去の思い込みによる。それを自覚しないといけない。

「また同じことで悩んでるじゃん!」と俯瞰して立ち止まる。
そういう心をキャラクターと捉え、名前をつけるのもよい(勝さんは、ピノキオと名付けていて、何かに悩むマイナスマインドが出た時は「またピノキオ出てきたわー」と一歩引いて考えているとのこと)

そして、そんな負の連鎖に気づいたら
「これは過去の自分の考え方」
「これは罠だからイライラしなくてOK」と捉える。
これで心が軽くなる。


成功の反対は、妥協。
自分らしく生きられない人は、自分に嘘をついている。
本心に嘘をつき、楽なことを選んでいる可能性大。

それを払拭するには、常に自分に問いかける習慣を作るのが有効。
「これについてどう思う?」
「本当にそれでいい?」
毎回自分に訊ねてベストアンサーを出すことを習慣にすること。

「今日本当にそれが食べたいのか」
まずはこんな身近な問いかけからはじめるのがベター。


この本の感想

私はいろいろ本を読んでいるので、見出しだけ見ると「これ他の本でもみたな」というものはありつつも、
それが勝さんの言葉で、ご本人の苦労やエピソードを通して描かれていることに価値があると思いました!

会社の人事でうまくいかなかった話、
小学生のときにみんなとマラソンに参加できず外を見ていたときの話、
お母さんがチラシの裏に書いてくれた手紙から行動した話など、
著書の勝さんだからこそ語れるし、読者の心に響く言葉が満載でした。

誰かにカツを入れて欲しい!
っていう方はぜひ勝友美さんの本書を手に取って見てください。
勝さんのエネルギーが溢れてます!!

ちょっと辛口な言葉を読んで人生変えたい人におすすめ!

この本は、日本初の女性テイラーの勝友美さんの、幸せに生きる法則が書かれた本です。
ご本人の成功体験にめちゃくちゃ説得力があり、読んでいてパワーをもらえる一冊となっています(逆に、今気持ちが沈んでいる人にはオススメしません。勝さんパワーに圧倒されすぎてしまうので)。

春から新しいことを始めたい、
もっと自分を好きになりたい、
起業したい、
起業家の人生論に興味がある、
勝友美さんのファンである、

そんな方はぜひ本書を読んでみてください!

その他、ブランディング視点での本書の魅力

この本のカッコいい所は、表紙の紙質の高級感。
細かい凹凸のある、ブラックの紙(紙の名前はわかりませんが)を使っており、ここだけでも他の本と差があります。
あとは、本文が印字されている紙も分厚い??
本自体の見た目に高級感があります。さすがスーツブランド経営者の著書ですね。

本の文中に余計なマーカーや太字がない点も、けっこう好きです。太字があるとそこだけ拾い読みしがちですが、小見出し以外は同じ文字サイズなので、ストーリーがそのまま頭に入ってきました。

表紙下部の紙を取ったVer.

そして、表紙につけてある紙(名前がわからない)が表紙の面積の半分を占めています。
これをつけるか外すかで、本のイメージが変わりますね。
勝さんのルックスのよい写真が入っているのでこれだけで目を惹くけど、
これがなかったとしてもビジネス書としてインパクトがある。
私個人は勝さんのファンなので彼女の写真を見て「この本買おう!」とレジへ直行しましたが、
この表紙がなかったら、
(私は買わなかったかもしれないけど)
男性の著書っぽい、シックで、かつ存在感のある雰囲気。
ビジネス書だらけの男性の本棚にもマッチしそう。

カフェで本を開いているだけで、普通の本を読むより高貴な気持ちになれました。

まぁ他の本よりすこーし高いしね(紙代かしら?)。
角川書店、ブランディングうまいなぁ!!


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