昔の妖怪32 『羅刹鬼 らせつき』
昔の妖怪32『羅刹鬼 らせつき』
ざっくり説明↓
鬼
詳細説明↓
昔、『羅刹 らせつ』という鬼が
この地方に住んでおり、
傍若無人な振る舞いで
悪行の限りを尽くし、人々が悩ませていた。
そのころ、里の人々は、
岩手山の噴火の際に
飛んできたといわれる巨岩を
『三ツ石様』と呼び
神の遣わした石として信仰の対象としていた。
そこで三ツ石の神に羅刹の退治を
願ったところ、
その願いを聞き入れた神が羅刹を
捕まえて石に縛りつけた。
羅刹は、泣きながら命乞いをし、
『もうこの土地には二度と来ない』と誓って、
その証拠として、三ツ石に手形を押した。
その手形の跡には、
何年たっても苔が生えてこなかったという。
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