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代わりに祈ってくれている人

神は恵みとあわれみに満ち、
怒るに遅く、いつくしみ深い。

あなたの豊かな恵みを思い、
喜んであなたの正義をうたう。

その恵みはすべてのものに及び、
いつくしみは造られたすべてのものの上にある。

神よ、造られたすべてのものはあなたをたたえ、
あなたに従う人は感謝してうたう。

彼らはあなたの国の栄光を語り、
力あるわざを告げ知らせる。

**詩編145 復活節第5火曜日**

今朝は美しい下弦の月が、信仰の碑の上に残っていました。

5月のロザリオの祈りは、新型コロナウイルスの終息を願い、感染に苦しむ方々、そのご家族、医療・介護、エッセンシャルな仕事に携わる方々、そのほかにも様々な影響を受けている方々のために毎朝捧げられています。

どんなことでも、苦しい日々が長引くほど、祈ることや願うことが辛くなることもあるかもしれません。

でもそんなときは、どうか無理をなさらないでください。

きっと世界のどこかで、苦しみや悲しみの中にいる方々のために、代わりに祈ってくれている人が必ずいます。だから大丈夫です。

かつては長崎の神学校や修道院で受け継がれてきた、手編みのロザリオ「長崎編み」。伝統を受け継いでいけるよう、ひと目ひと目、祈りを込めて編み続けたいと思います。