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今日はド・ロ神父様のご命日でした

シスターの投稿で、今日がド・ロ神父様のご命日と知りました。

明治時代、作付けの難しい斜面地である外海の出津集落で、信者さんたちが自立していけるようにと、製麺や織布、パンの製造など様々な仕事を生み出し、力を尽くしてくださったパリ外国宣教会の神父様です。

出津教会で司牧されていたときに、当時の日本人助祭へ差し上げたという手編みのロザリオは、いま大浦天主堂のキリシタン博物館に所蔵されています。

わたしたちがいま「長崎編み」といっている手編みのロザリオは、ヨーロッパの宣教師からから伝わった技術であることがわかる貴重なロザリオです(見学のたびにガラスに張りついて見てしまいます 汗)。

こちらは撮影禁止のためここではご紹介できませんが、大浦へ巡礼の際はぜひご覧いただけたら嬉しいです。

かつては長崎の神学校や修道院で受け継がれてきた、手編みのロザリオ「長崎編み」。伝統を受け継いでいけるよう、ひと目ひと目、祈りを込めて編み続けたいと思います。