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シラ書*謙虚な人の祈りは、雲を突き抜けて行き

主は裁く方であり、
人を偏り見られることはない。

貧しいからといって主はえこひいきされないが、
虐げられている者の祈りを聞き入れられる。

主はみなしごの願いを無視されず、
やもめの訴える苦情を顧みられる。

御旨に従って主に仕える人は受け入れられ、
その祈りは雲にまで届く。

謙虚な人の祈りは、雲を突き抜けて行き、
それが主に届くまで、彼は慰めを得ない。

彼は祈り続ける。いと高き方が彼を訪れ、
正しい人々のために裁きをなし、
正義を行われるときまで。

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シラ書 35.15b-17、20-22a
年間第30主日 第1朗読
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神様に、いつも心の内を残らず打ち明けることができますように。

そして、神様が用意してくださるもの、用意してくださる時に、すべてを委ねる心をお与えいただけますように。

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土曜の晩は、八幡町教会で手話通訳をお手伝いさせていただきました。

特に第1朗読は言葉も内容も難しいことが多くて、むむむ…となることが多いけれど、通訳を通して一生懸命考える時間をいただけることも、大きなお恵みです。

かつては長崎の神学校や修道院で受け継がれてきた、手編みのロザリオ「長崎編み」。伝統を受け継いでいけるよう、ひと目ひと目、祈りを込めて編み続けたいと思います。