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お恵みのない日などないのだから

そのとき、群衆はイエスに言った。

「それでは、わたしたちが見てあなたを信じることができるように、どんなしるしを行ってくださいますか。どのようなことをしてくださいますか。わたしたちの先祖は、荒れ野でマンナを食べました。『天からのパンを彼らに与えて食べさせた』と書いてあるとおりです。」

すると、イエスは言われた。「はっきり言っておく。モーセが天からのパンをあなたがたに与えたのではなく、わたしの父が天からのまことのパンをお与えになる。神のパンは、天から降って来て、世に命を与えるものである。」

そこで、彼らが、「主よ、そのパンをいつもわたしたちにください」と言うと、イエスは言われた。

「わたしが命のパンである。わたしのもとに来る者は決して飢えることがなく、わたしを信じる者は決して渇くことがない。」

**ヨハネによる福音6.30-35 復活節第3火曜日**

今朝ミサに与りながらふと、「お祈りが届いている『しるし』を、すぐに分かりやすい結果を、心のどこかで神さまに求めていないだろうか」という気がしてひやっとしました。

私たちの願いに、いつ、どのようなかたちで応えてくださるかは、神さまのほうしか知らないことなのに、焦ったり切羽詰まったりすると、つい委ねることを忘れそうになってしまうことがあります(汗)

なにひとつお恵みのない日などないのだから、安心して今日一日を過ごすことができますように。

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写真は日曜日に御ミサ・堅信式に参列させていただいたカトリック西町教会です。

長崎市の都市景観賞にも選ばれたことのある聖堂で、温かい雰囲気の素敵な御ミサでした(*´ー`*)

かつては長崎の神学校や修道院で受け継がれてきた、手編みのロザリオ「長崎編み」。伝統を受け継いでいけるよう、ひと目ひと目、祈りを込めて編み続けたいと思います。