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長崎編み修理*十字架と珠の補充も

十字架と、すぐ上の主の祈りの珠がなくなっていた長崎編みのロザリオを修理をさせていただきました(元の写真は3枚目をご覧ください)。

全部お任せします、とおっしゃってくださいましたので、メダイと雰囲気の合いそうな十字架を探し、珠は同じものが見つからなかったため、できるだけ色味やサイズの近い珠を使わせていただきました。

長崎編みの目数や目の大きさは、他の部分の元の編み目に合わせて、できる限り違和感のないように仕上げています。

ご結婚されたころから大切にされていたものの、切れてからはずっと使えずにいらっしゃったそうで、十字架のデザインも含めてとても喜んでいただけました。

またたくさんお祈りしたくなりました!とおっしゃっていただけたのが、なにより嬉しかったです。

このたびは大切なロザリオをお任せいただき、ありがとうございました。

かつては長崎の神学校や修道院で受け継がれてきた、手編みのロザリオ「長崎編み」。伝統を受け継いでいけるよう、ひと目ひと目、祈りを込めて編み続けたいと思います。