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ヨハネによる福音書*わたしをお遣わしになった方の御心とは

そのとき、イエスは人々に言われた。

「父がわたしにお与えになる人は皆、わたしのところに来る。わたしのもとに来る人を、わたしは決して追い出さない。

わたしが天から降って来たのは、自分の意志を行うためではなく、わたしをお遣わしになった方の御心を行うためである。

わたしをお遣わしになった方の御心とは、わたしに与えてくださった人を一人も失わないで、終わりの日に復活させることである。

わたしの父の御心は、子を見て信じる者が皆永遠の命を得ることであり、わたしがその人を終わりの日に復活させることだからである。」

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ヨハネによる福音 6.37-40
死者の日 祝日
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11月は親族や友人、ゆかりのある方など、亡くなった方々のために特にお祈りする「死者の月」。

誰でも、もっとお話しておけばよかった、もっとできることがあったのに、最後のお別れができなかったなど、心残りのまったくないお別れなどないのかもしれません。

それは、亡くなった方のほうも、きっと同じなのだろうと思います。

イエス様は、神様を信じる全てのひとが、永遠の命を得ることが神様の望みであり、それを叶えるために、私はこの世に来たのだとおっしゃいます。

亡くなった方が神様のもとで、やすらかに憩うことができますように。

そして生きている私たちを見守り、神様へのとりなしをお祈りしてくださいますように。

また天の国で、笑顔で再会できる日まで。

かつては長崎の神学校や修道院で受け継がれてきた、手編みのロザリオ「長崎編み」。伝統を受け継いでいけるよう、ひと目ひと目、祈りを込めて編み続けたいと思います。