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「貧しい人の友、イエス」*長崎教区 大司教様着座おめでとうございます

いつくしみ深い父である神よ、あなたの愛は限りなく、変わることがありません。

御子イエス・キリストを救い主として与えてくださったことを感謝いたします。

キリストは、貧しい人や病気の人、罪人や差別された人を思いやり、重荷にあえぐ人、希望を失った人の友となってくださいました。

また、その生涯と教えによって、あなたが小さなものを心にかけてくださる方、父のいつくしみと、母の優しさに満ちた神であることを示してくださいました。

あなたのいつくしみをたえずたたえるすべての天使、聖人とともに、わたしたちも賛美の歌を歌います。

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カトリック長崎大司教区
ペトロ 中村倫明 大司教 着座ミサ
感謝の典礼 叙唱
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今日は新しい大司教様をいただくという、長崎教区にとって素晴らしいお恵みの一日でした。

ミサで捧げる典礼文は「貧しい人の友、イエス」というタイトルがついたもの。

マザー・テレサの祈りから作られた「私をお使いください」が歌われたり、荘厳な中にも温かな祈りに満ちた御ミサでした。

今般の事情で一般信徒の参列は叶いませんでしたが、代母さんなどお世話になっているみなさんと一緒にオンラインで与りました。

そして、みんなで記念品を差し上げられたら…ということで、長崎編みのロザリオをご用意させていただきました。

昨年秋から冬にかけて、地元の浦上川を歩き回ってコツコツ集めたヨブの涙(和名ジュズダマ)を使った、素材も、技法も、長崎のもの。

今回は、みんなからの贈り物になるよう、前もって珠の選別を全員参加で手伝ってもらうという、初めての試みも。これまたとっても楽しい作業でした!

どうかいつも神様の愛に包まれた、素朴で温かく、わたしたちとともに歩んでくださる大司教様でいてくださいますように。

これからもみんなで、ご健康とご活躍をお祈り申し上げております。

かつては長崎の神学校や修道院で受け継がれてきた、手編みのロザリオ「長崎編み」。伝統を受け継いでいけるよう、ひと目ひと目、祈りを込めて編み続けたいと思います。