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夏休みの子どもたちと、手話で「主の祈り」

天におられるわたしたちの父よ、
み名が聖とされますように。
み国が来ますように。

みこころが天に行われるとおり
地にも行われますように。

わたしたちの日ごとの糧を
今日もお与えください。

わたしたちの罪をおゆるしください。
わたしたちも人をゆるします。

わたしたちを誘惑におちいらせず、
悪からお救いください。

アーメン。

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主の祈り
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昨日、今日は、カトリック系の長崎精道小学校女子部の子どもたちが、夏休みを過ごしているお部屋におじゃましていました。

子どもたちが手話に取り組む時間をぜひ、とお声掛けをいただいて、初めての先生役(?)に。

1日目はまず、ろう者のみなさんが普段の暮らしの中で、どんなことで困るのかなどお話を聞いてもらってから、挨拶など簡単な手話や、指文字でそれぞれ自分の名前にチャレンジしてみたり。

みんなもう、それはそれは元気いっぱい!

そして2日目は、みんなで「主の祈り」を練習しました。

「神様の思い、願いってなんだと思う?」「罪ってなんだろうね?」など、子どもたちに問いかけながら、そして言葉のひとつひとつをゆっくり説明しながら、お祈りに向かう心がより深まってくれるように願いながら、手話を覚えてもらいました。

そして最後は、せっかくだから、お御堂で神様にもみんなの手話を見てもらおう!ということに。

2日間、手話の時間をくださった神様に感謝して、お祈りのうちに終わることができました。

神様は、身体が不自由なひとも、病気のひとも、世界中のみんなみんな、同じように愛してくださっていること。

みんなが助け合って、仲良く暮らしていくのを心から喜んでくださること。

ずっと、忘れないでいてくれたらいいなと思います。

かつては長崎の神学校や修道院で受け継がれてきた、手編みのロザリオ「長崎編み」。伝統を受け継いでいけるよう、ひと目ひと目、祈りを込めて編み続けたいと思います。