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使徒パウロのコリントの教会への手紙*しかし、働いたのは、実はわたしではなく、わたしと共にある神の恵みなのです。

わたしは、神の教会を迫害したのですから、使徒たちの中でもいちばん小さな者であり、使徒と呼ばれる値打ちのない者です。

神の恵みによって今日のわたしがあるのです。

そして、わたしに与えられた神の恵みは無駄にならず、わたしは他のすべての使徒よりずっと多く働きました。

しかし、働いたのは、実はわたしではなく、わたしと共にある神の恵みなのです。

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使徒パウロのコリントの教会への手紙 15.9-10
年間第5主日 福音朗読
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かつてはイエス様を信じる人々を捕まえて投獄したりと、厳しい迫害をしていたパウロですが、その後、奇跡的な導きによって回心を遂げ、イエス様とともに宣教する使徒のひとりになりました。

これまでどんなに背を向けてしまっていたとしても、神様は、いつからでも、心を向けるひとを絶対に拒んだりしないで、ご自分のもとへ受け入れてくださいます。

神様が与えてくださるすべてのお恵みへの感謝と、謙遜さを忘れることのないように、今日はお祈りしたいと思います。

かつては長崎の神学校や修道院で受け継がれてきた、手編みのロザリオ「長崎編み」。伝統を受け継いでいけるよう、ひと目ひと目、祈りを込めて編み続けたいと思います。