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使徒ヤコブの手紙*そのような信仰が、彼を救うことができるでしょうか

わたしの兄弟たち、自分は信仰を持っていると言う者がいても、行いが伴わなければ、何の役に立つでしょうか。

そのような信仰が、彼を救うことができるでしょうか。

もし、兄弟あるいは姉妹が、着る物もなく、その日の食べ物にも事欠いているとき、あなたがたのだれかが、彼らに、「安心して行きなさい。温まりなさい。満腹するまで食べなさい」と言うだけで、体に必要なものを何一つ与えないなら、何の役に立つでしょう。

信仰もこれと同じです。行いが伴わないなら、信仰はそれだけでは死んだものです。

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使徒ヤコブの手紙 2.14-17
年間第24主日 第二朗読
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なにかひとつの区切りや結果が訪れたときに、あのとき勇気を出してお手伝いできていれば…と思うこと、小さなことから大きなことまで、よくあります。

最近ちょうど、お祈りが足りなかったように感じることがいくつかあったばかりだったので、そういう面でも、今日の使徒ヤコブの手紙は胸に刺さるものがありました。

困っているひと、辛い状況にあるひとにいつでも惜しみなく手を貸し、祈ることができるよう、神様の力強い支えを願いたいと思います。

かつては長崎の神学校や修道院で受け継がれてきた、手編みのロザリオ「長崎編み」。伝統を受け継いでいけるよう、ひと目ひと目、祈りを込めて編み続けたいと思います。