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詩編98*世界よ、神に向かって喜びの声をあげ、賛美の歌で神をほめよ

遠く地の果てまで、
すべての者が神の救いを見た。

世界よ、神に向かって喜びの声をあげ、
賛美の歌で神をほめよ。

たて琴をかなでて、神をたたえ、
その調べに合わせてほめ歌え。

ラッパと角笛を吹き、
神の前で喜びの声をあげよ。

世界とそこに住む者は
神の前に喜び歌え。

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詩編98
年間第33主日 答唱詩編
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「また、わたしの名のために、あなたがたはすべての人に憎まれる。しかし、あなたがたの髪の毛の一本も決してなくならない。忍耐によって、あなたがたは命をかち取りなさい。」

今日の福音朗読の最後にある、イエス様のお言葉です(ルカ21.17-19)。

雨があがったこともあり、最終日の午後ギリギリで旧出津救助院にて中村菜都子さんの版画展『祈りの旅』を見せていただきました。

かつてちいさな船で、遥か遠くの五島へと漕ぎ出した出津のキリシタンたち。

どれほどの迫害下にあっても、神様とともに生き続けること、神様を賛美し続けることをやめなかった人々は、海の向こうにどんなひかりを見ていたのでしょう。

かつては長崎の神学校や修道院で受け継がれてきた、手編みのロザリオ「長崎編み」。伝統を受け継いでいけるよう、ひと目ひと目、祈りを込めて編み続けたいと思います。