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ヨブの涙のミニロザリオ*傘寿のお祝いに

先日、いつもミサの手話通訳でたいへんお世話になっている方が傘寿(80歳)のお祝いを迎えられ、なにか日ごろのお礼ができたらとミニロザリオを編ませていただきました。

旧約聖書のヨブ記にちなんで、ヨブの涙(和名・ジュズダマ)といわれる草の実を、川べりを歩きながら集めたものです。

珠の色は株によって茶やグレーなど様々なのですが、今回は特に白いものを探してみました。

というのも、マザーテレサがずっと持っていらっしゃったロザリオが、この白いヨブの涙だったと、ちょうど最近知ったからです。

今でもびっくりするくらいお元気な方で、いつも周りの方を誰よりも気遣ってくださる、手話ミサ通訳の大先輩。

これからもマザーより、ずっとずっと長生きしてくださいますように。

そんなささやかな祈りを込めて。

かつては長崎の神学校や修道院で受け継がれてきた、手編みのロザリオ「長崎編み」。伝統を受け継いでいけるよう、ひと目ひと目、祈りを込めて編み続けたいと思います。