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主の受難*わたしたちは羊の群れ、道を誤り、それぞれの方角に向かって行った。

彼が刺し貫かれたのは
わたしたちの背きのためであり
彼が打ち砕かれたのは
わたしたちの咎のためであった。

彼の受けた懲らしめによって
わたしたちに平和が与えられ
彼の受けた傷によって、
わたしたちはいやされた。

わたしたちは羊の群れ
道を誤り、
それぞれの方角に向かって行った。

そのわたしたちの罪をすべて
主は彼に負わせられた。

苦役を課せられて、かがみ込み
彼は口を開かなかった。

屠り場に引かれる小羊のように
毛を切る者の前に物を言わない羊のように
彼は口を開かなかった。

捕らえられ、裁きを受けて、
彼は命を取られた。

彼の時代の誰が思い巡らしたであろうか
わたしの民の背きのゆえに、
彼が神の手にかかり
命ある者の地から断たれたことを。

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イザヤの預言 53.5-8
聖金曜日 主の受難のミサ
第1朗読
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1日も早く、ウクライナに平和が訪れますように。

神様から心が離れてしまった人々に回心の恵みが与えられ、その手から武器を下ろすことができますように。

そして戦争の犠牲になったすべての人が、神様のもとで安らかに憩うことができますように。

誰よりもわたしたちの痛みや苦しみをご存知であり、今も共に背負ってくださっているイエス様に、今日は世界中で祈りが捧げられたことと思います。

かつては長崎の神学校や修道院で受け継がれてきた、手編みのロザリオ「長崎編み」。伝統を受け継いでいけるよう、ひと目ひと目、祈りを込めて編み続けたいと思います。