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マタイによる福音書*マリアは男の子を産む。その子をイエスと名付けなさい。この子は自分の民を罪から救うからである。

イエス・キリストの誕生の次第は次のようであった。母マリアはヨセフと婚約していたが、二人が一緒になる前に、聖霊によって身ごもっていることが明らかになった。

夫ヨセフは正しい人であったので、マリアのことを表ざたにするのを望まず、ひそかに縁を切ろうと決心した。

このように考えていると、主の天使が夢に現れて言った。「ダビデの子ヨセフ、恐れず妻マリアを迎え入れなさい。マリアの胎の子は聖霊によって宿ったのである。

マリアは男の子を産む。その子をイエスと名付けなさい。この子は自分の民を罪から救うからである。」

このすべてのことが起こったのは、主が預言者を通して言われていたことが実現するためであった。

「見よ、おとめが身ごもって男の子を産む。
その名はインマヌエルと呼ばれる。」

この名は、「神は我々と共におられる」という意味である。

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マタイによる福音 1.18-23
マリアの誕生 祝日 福音朗読
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今日は、神の母おとめマリアの誕生を祝う日。

霊名を持つみなさま、おめでとうございます。

神様のご計画を謙遜さを持って受け入れ、イエス様のすべてを心に受け止め、寄り添い続けたマリアさま。

そんなマリアさまに憧れる方がとても多いのは、きっと誰の胸にも、清らかさや、慎ましさ、そして芯の強さを求める心があるからではないでしょうか。

そして福音書にもある『神は我々と共におられる』というイエス様の名の意味も改めて、しっかり心に留めたいと思います。

かつては長崎の神学校や修道院で受け継がれてきた、手編みのロザリオ「長崎編み」。伝統を受け継いでいけるよう、ひと目ひと目、祈りを込めて編み続けたいと思います。