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鎗屋町 街の灯り【大阪】

どうも、花です。
燃え盛る夏をいかがお過ごしでしょうか?

扉を開ければ湿度高めの高温サウナ。
ロウリュなしの高サウナ。
皆さんサウナお好きですよね。
そうですか。
よかったですね。

そんなわけで今回は純喫茶のご紹介です。
谷町線「谷町四丁目」からすぐの街角に店を構える喫茶店
『鎗屋町 街の灯り』について紐解いていきます。
これまで2店舗紹介してきましたが、
今回も例に漏れず夜までやってる喫茶です。

あ、そういえば堺筋線「堺筋本町駅」からも
ぜんぜん歩ける距離なので案外通いやすいですよ。

レンガ造りで洋風のランプ、
日本っぽくて日本っぽくない外観がいいなぁ。
店内はダークブラウン基調の木製家具がダンディで、
棚には自分のジャンルを理解したカップたちが整列。
「なんかイイ」が霧のように漂っているんで注意してくださいね。

カウンターもテーブルもあるんで
友達とくだらない話を繰り広げてもよし、
一人でしっぽり満喫するもよしです。
個人的には群青のタイルが散りばめられたカウンターと
ウッディなチェアの組み合わせが大変好み。

朝イチで押し掛けたので、僕が頼んだのは
ネルドリップのアイスコーヒーとバタートースト。
モーニングってのはまったく、
なんでこんなに晴れやかな気持ちで迎えられるんでしょうね。
人はみな、モーニングに行くべきなんですよ。
だってゆで卵もついてくるし。

友達はプレートをチョイス

僕があんまり熱心にシャッターを切るもんで、
店員さんが話しかけてくれました。
すごく親切に、周辺の喫茶の情報を教えてくれて
和やかな気持ちになりました。
こういった会話が喫茶店の真の魅力だと思うんですよね。

なんやかんや言うて食をひと段落させたころ、
店員さん箔押しの大本命プリンを追加注文しました。

プリンを買うとついてくる可愛いシール

鉄製の風格にじみ出るカップがもう美味い。
柔らかくもなめらかな舌触りの良い食感がクセになる。
甘いけれど甘すぎない、カラメルのほろ苦さが顔を出す。
そんな極上プリンです。
行くなら食うてくださいね。約束です。

では失礼します。

~ここから先は余談~

食事を終えて友人と話し込んでいた時、
店員さんがこんなものを僕に渡してくれた。

「喫茶ドローイング」
てのひらから少しはみ出す程度の小さな冊子です。
絵本かと思いました。まあ絵本のくくりではありますが…。
表紙いっぱいにおいしそうなクリームソーダが描かれており、
大阪や各地の喫茶店を紹介する冊子だったんです。
一店舗ずつ温かみのある絵で表現されていて、
その喫茶の紹介文がちょこっと載っている感じ。
素敵だと思いませんか?

カフェや喫茶を紹介する者として、
自分のお気に入りのお店をピックアップして
キレイな写真と行った気になるおもしろ文章を添えた、
いわゆるZINをお店に置いてもらうことが今の目標。
それを別な切り口で表現している方。
僕は感銘を受け、当分読みふけっていました。

「見せ方は違えど、ああなれるように頑張ろう。」
そういう気にさせられました。

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