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ネット通販 配送料の着地点はまだ揉み合う余地有り。

こんにちは。

寒さ対策で、バイクグッズを楽天市場で購入しました。受注発注だったらしく、待たされた上に配送料800円。Amazonに慣れてしまっていて、おどろきました。

私としては、生活費の支払いを楽天カードに集約して、貯まった楽天ポイントを全て投資に回したいと考えています。ネットの買い物も、楽天市場が使いにくいのは痛手です。


個人で輸出入販売をしていたことがあるので、この配送料にはかなりの違和感がありました。

宅配便の配送料金は、こんな感じで決められています。発地毎に、サイズ、着地がクロスしたところに料金があります。

一般的な配送料金表

発送個数が増えてくると、個人事業主であっても、前月の発送実績を元に、料金値下げ交渉を行うことができます。宅配業者はすぐに見積もり表を持ってきてくれます。いわゆる、大口契約になるほど、料金の割引率もどんどん下がります。

ただ、これは個人事業主の自助努力。楽天市場のようなショッピングモールは、個人の経営努力に委ねている状態です。でも、「ん?」と思いました。

例えば、メルカリ。出品者は個人であっても、メルカリは元締めとして、個人を代行して大口契約を取っています。だから、配送料を安くして、コンビニで梱包から発送まで匿名で完結できる。宅配業者A社の専属契約となれば、見積り額は更に下がりますから。

楽天はなぜそれをやっていないのか、とても不思議に思いました。どこかの配送センターに荷物を一旦集約しなくても、専属契約なら確実に配送料は下がるはずです。

もしかしたら、安い料金契約を獲得していても、利用者には正規料金を請求している店もあるかもしれません。でも、それはやはり楽天市場にとってはネガティブな印象にしかなりません。

この買い物で、最大のライバルであるAmazonが行っている配送DX改革に翻弄された結果、最も基本的な、足元の改善が出来ていないのではないかと思ったのです。


Amazonの配送は早くて無料で魅力的です。
でも、やはり無理が生じていたのでしょう。3月29日から、3,500円以上の買い物に対して送料無料になるとの事。

前記事でも書きましたが、配送の世界はこんな感じです。正社員でとして働いたことのある人にとっては信じられない世界です。

バイト募集サイトには「君の頑張り次第でいくらでも稼げる!」みたいな謳い文句が踊っていますが、実態はただのブラック。私は正社員として働くことも、転職活動すらも妨害されているので、今はこんな仕事しかできません。

記事にも書きましたが、労働組合が必要なのでしょうか。今月8日から、Amazon配送の下請けが、全国初となるストライキを開始しました。

労働に見合った対価を支払えない状態が引き起こした結果です。

ただ、送料が破格から正常な価格設定に移行し始めているのは、非常にいい事だと思います。

個人スキルを売るプラットフォーム、ココナラが始まった時、動画編集やWeb制作などの代行業は数千円という破格な価格設定でした。それが最近は数万円になっていて驚きましたが、今現在の方が適正価格であると言えます。

これと同じで、Amazonや楽天市場の配送料も、適正価格に向かっているのだと感じるわけですが、楽天の場合はまだまだ統制が取れていない。もっと上手く舵取りをする必要があると感じた一件でした。

運送業界がもっと良くなりますように。


最後まで読んで頂き、ありがとうございます。




※本件はBossGameには関係がありません。
私は盗聴したり、騙したり、恐喝したり、誹謗中傷したりする人たちからは離れたい。


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