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パキスタンのカラチからチャウクンディ墓石群へのアクセス

パキスタンの南部にある、同国最大の経済都市カラチからは、世界遺産にも登録されているタッターなど、見どころも多くありますが、その途中に位置するチャウクンディも人気の観光スポットの一つです。
気軽に訪れることのできるチャウクンディのアクセスについて紹介します。


チャウクンディの基本データ

(英語Chaukhandi tombs、ウルドゥー語چوکنڈی قبرستان、シンド語چوڪُنڊي)
カラチの中心から29キロ東に位置し、15~18世紀のムガル帝国時代の墓石が多数残されています。
さらに東に位置し、世界遺産にも登録されているタッター・マクリのネクロポリスと同様、当時の様式を知ることができる貴重な遺跡です。

タッターへのアクセスは下記を御覧ください。

チャウクンディへのアクセス

カラチからタッター、ハイデラバードに至る国道N5沿いにあり、カラチからバスが出ています。
カラチからだと、市内の渋滞が酷いため1時間以上かかることもあります。

カラチ、チャウクンディ(桃色)とタッターのいち関係

カラチからチャウクンディまではAC付きの市バス(Karachi Breeze)で100ルピーで行くことができますが、タッター、ハイデラバード行きなど、N5を通るバスでも途中下車が可能なため選択肢は多いです。

また、市内からタクシーも利用可能で、CareemやUberのアプリなら事前に車種や金額を自分で選べます。

チャウクンディでの観光

チャウクンディの墓石群は入場料無料のため、自由に見学ができます。
2023年の時点で、タッターとは違い、警察での外国人登録も不要です。
公式には7時から19時までが開館時間のようですが、冬季は日没後に早めに閉館することもあるようです。

チャウクンディの墓石群

パキスタンの日本語のガイドブックは地球の歩き方の2007~2008年が出版後、途絶えて久しいですが、2022年7月に発売された「地球の歩き方 JOJO ジョジョの奇妙な冒険」にも、世界遺産のタッターを差し置いて掲載されています。
悲しげな風が吹いていそうな雰囲気が漂っている、との記載がありますが、カラチから近いこともあり、時間帯によっては家族連れが遊びに来ていたりと意外と賑わっています。

参考

2008年から現在も旅を続け160カ国ほどの国を訪れている方の記事を参考にしました。
当該記事は2022年1月で比較的新しいものだったため参考になりました。