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目の前に21年

 友人がnoteで自分の思いを言葉にしていた。
興味本位で読んでいるうちに私も心の中身を、誰にも見られたくないと思っていたはずの思いを、書きたいと思った。

 あと4日で誕生日が来る。誕生日を特別なものと思ったことはないけれど、成人して1年が経とうとしていることに何か焦りを感じている。毎日はただ忙しいだけで考えて生きているのか偶に分からなくなる。
 高校生までの私は、マザーテレサのように貧しい国の人々の役に立ちたくて、立派な人になりたくて、強い大人になりたくてどんなことも頑張った。逃げずに投げ出さないことが偉いのだと信じて止まなかった。大学生になったら大好きな心理学の勉強をたくさんして留学にも行って、夢に近づくものだと思っていた。

 だけど、現実は仕送りなしが条件で上京したため、お金をやりくりするので精一杯、サークルばかりで本を読む時間もない、レポートはいつも前日、授業も朝早いと起きれなくて休む。


「・・・あれ。いつからこんなことになってしまったんだろう。」

 20歳という通過儀礼的な年を終え、21年目に入る今年。何か変わりたい。まだ間に合う?そんな思いでいる。本当に自分がやりたいことってなんだろうか。どこに向かえば納得できる時間を過ごせるのだろうか。
 考えると、21年を目の前にして昔の私とは少し違う私がいた。昔の私は他人からどう見られるかが全てだったけれど、今は誰かから認められることが全てではないと少し思える。

 自分が納得できる時間を過ごす。やりたい事をする。自分の心に素直になる。

 これが私の一番なりたい自分。捻くれた私にとってこの自分は決して簡単に近づける存在ではない。でも近づきたい、そう思う。

 こんなまとまらない文章を書くのも今の私。
 少しづつ自分を受け入れて素直になろう。