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[メンバー日誌]皆さんが知らない人の話をします リーダー

はいどうも!
リーダーです。

最初に言っておきます!!
今から話すことは、皆さんが知らない人の話をします!
覚悟がある方だけ読み進めてください。

僕と下鍛治(しもかじ)くんが出会ったのは小学1年生の時でした。
家から1番近かった同級生ということで親が教えてくれたのでしょう。
仲良くなるまで時間もかからず、いつしか毎日顔を合わせるようになりました!
下鍛治くん(あだ名はシモ)の親は絵に描いたようなヤンママとヤンパパ?でした。
シモとは本当に毎日一緒に居ました。
ゲーム(スト2)をするのも一緒、マッサージ機を股間に当てると気持ち良いと教えてくれたのもシモでした!

そんなシモと1度だけケンカをしたのを覚えてます。
ヤモリを見つけてどっちが持って帰るかで揉めました。
僕はその時、落ちていたサザエの貝殻でシモの頭を殴りました。
シモは頭から血を流し、ヤンママに死ぬほど睨まれた事を覚えてます。
(あの時はゴメンねシモ)

そんな事があってもすぐ仲直りするのが親友、またいつものように自動販売機の下の小銭を探しに行ったり、エアーガンで蜂の巣を退治したりしました!
サッカーを始めたのもシモと一緒でした。
本当にシモの事が大好きでした!

そんなある日、僕の家族が引っ越しをする事になりました。
じいちゃんばあちゃんと暮らしてたけど子供達(3人兄妹)が大きくなり部屋が足りないとの事。
別に小学校が変わる訳でもなく、10分ほど坂を登った所にお引っ越しでした。
しかし僕はその話を聞いた時に、シモと家が離れるという理由だけで大泣きをして必死に止めようとしました。
(もちろん無理でしたが)

そんな事があっても一緒に居るのが、そう!親友!
またいつものようにポンキッキーズを最後まで観て少し遅刻したり、蛇を首に巻いて下校して校長室に呼ばれたりしました。

中学生になってからも一緒のクラブチームでサッカーを続けました。
僕達のクラブチームは界隈でも練習がキツいで有名でした。
数えきれぬほど涙とゲロを流したと思います。
キツすぎてサボるために過呼吸のフリを
して休んでる時も、真っ先にスポーツドリンクを買って差し出したのもシモでした。(仮病なのにゴメン)

僕にとってシモは最高の親友でした!

でも中学を卒業して高校に入ると(同じ高校)思春期なのかはたまたヤンキーの血が騒いだのか、シモはサッカーを辞めタバコまで吸ってました(暴露してゴメン)

僕はどんどん離れていく親友に何も言えませんでした。
その時急に寂しくなったのを、今でも蘇ります。

あれから15年ほど月日が経ち、シモから急に電話がかかってきました!
なんでも美容室を経営してるらしく、お客さんから僕が芸人をしてる事を聞いたらしい。
そのお客さんも気になるが、シモがわざわざ僕の連絡先を探し出し、連絡してくれた事に感動した!(正直泣いた)
「お互い頑張っとるね」と言い、「今度観に行くわ」とシモ。「俺も絶対髪切り行くけぇ」と社交辞令のように言ってしまったが、絶対に行くよ!と心に誓ったのを、髪が伸びてきたなと思い、思い出したリーダーであった!

めでたし めでたし

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