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【エッセイ】はなのかんづめ

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さくらももこに憧れて, 書き連ねた散文たち。
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#小説

勇者の剣を探さないでください

※今回はあまり健全な内容ではない、かつ中身のないエッセイなので、苦手な方や男性は気分を害する前にブラウザバックを推奨します※ 昨日のエッセイが思いがけず観覧数を伸ばしており、初めましての方からコメントまで頂けて、鼻が天狗ぐらいに延びている筆者です。 せっかくなので、今日も女性に向けた夜の話をしようと思う。 よく、女同士で飲み会をしているとアルコールがほどよく回ったころに、普段は物静かで大人しい女の子から下ネタがぶっ込まれることがある。 こういう時、男性陣なら初体験の話だっ

怠惰な人と、完璧な人

私は、怠惰が主成分の人間だ。 もし、食事と娯楽、また基本的な設備(風呂やトイレ)を用意した出られない部屋に1週間閉じ込められたとしたら、喜んで引きこもるだろう。 サブスクの動画視聴サービスと読み放題の漫画さえあれば、こち亀と笑ぅせえるすまんのエンドレスリピートで1週間は余裕で時間を潰せる。 私の怠惰自慢はこれに止まらない。 見た目通り、繊細かつ低血圧なので(低血圧は本当)朝はすこぶる寝起きが悪く、起こされてもなかなか起きれない。 そうはいっても、社会人としての自覚はきちんと

ピンクの雪だるまと、カメレオン

さくらラテ、カービィー、パンサー、レディ、林家ペー・パー。 上に挙げた単語の羅列で、連想する1つの色はなんでしょう? そう、〈ピンク〉である。 おそらく、素直な方の場合はちょうどいま散り際になっている桜の花びらの色を連想してくれたことだろう。 突然だが、私はピンクが嫌いだ。 その起源は、6歳の頃、母親が冬のセールで買ってきてくれたダッフルコートに遡る。うちの母親はピンクや赤色、レースに花柄などのいわゆる女性らしい色やモチーフが好きで、好んでそのようなデザインの洋服を私に着