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乾涸びたバスひとつ

こんにちは、はなです。

美術館の話やボランティアの話など、なんだかしっくりくる文章が書けず、挫折しておりました。

今回はタイトルにある通り、米津玄師さんの、「乾涸びたバスひとつ」という曲について書きます。

BGMとして流していたところ、ふと聞こえた歌詞にびびっときてしまい、殴り書きのように書いています。

成長するにつれて曲の聞こえ方が変わるというのはよくありますよね、本当に心がふるえ、ぞわっとしました。

何でもないような秘密つくって ふたりは共犯者になって
とても深くまで落ちたこと 口を開いてしまったこと


この部分です。曲が全体的に懐かしさを感じさせる曲調と歌詞ですが、この部分、とても好きです。

あの頃はとても大きなことで、とても大切な約束や秘密で、破ったら絶交になってしまうようなことで、でも成長してみると、ちっぽけだったと思いつつも、戻りたいと強く願ってしまうような、そんな気持ちになります。

そして共犯者という言葉がたまらないです。

悪いことをしていなくても、共同作業をするだけで少し相手の内側を覗いたかのような、とっても仲良くなってしまったかのような気持ちになる。

はたから見たらとてもちっぽけなことも、彼らからしたら大きなことで、すぐに秘密基地を作りたくなってしまうような年ごろ。

私も、公園に秘密基地をつくって、友達会員証を持っていないと入れないというルールをつくったりしていました。

とても深くまで落ちたこと というところ、米津玄師さんはどんなことを想像していたのか、私にはわかりませんが、個人的にはとても深い仲になり、日が沈むまで遊び続けていた景色が想像されます。

学校が終わって、15時頃から18時頃まで、とても短い時間なのに、18時には世界が滅びてしまうかのように長く感じられる時間でした。

思い出は美化されるといいますが、あの頃の思い出は、本当に美しく輝いていた気がします。


最後まで読んでいただいた方、本当にありがとうございます。感情のままに書いたのでつたない文章ですが、共感できる方がいらっしゃればよいなと思います。

この曲をきいたことがない方は、ぜひ聞いてみてください。
懐かしい日々がよみがえってきます。



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