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働くこととものづくり

この記事は2021年10月26日に旧サイトに掲載したものです。

こんにちは。会社員が続かない羽菜こんこです。

適性診断で芸術家タイプと出るのです。
でも,会社員が続かないからといって
やりたいことだけやって生きていける財力はありません。

コロナ禍で思う存分引きこもっていたのにお金が減っていて,
生きてるだけでこんなにお金がかかるんだ……と痛感しました。

社会の仕組みに馴染めない

わたしは平日働いて土日休む,というサイクルが非常に苦手です。
平日学校に行って土日休むということですらきちんとできませんでした。

どうしても眠れない夜があったり,
朝突然「今日は何もできない」という気持ちがやってきたり。
大人たちに叩かれ引きずられなんとか卒業したのです。
こんなにしんどいならもう卒業なんかしなくていいと自分では思うのに,
変なところで完璧主義でプライドの高い優等生な自分もいて,
周りの目も気にしていました。

学校に行きたくなくて「行ってきます」と家を出て
電車で行けるところまで行ってボーっとしたり,
家にも帰りたくなくて一晩歩きとおしたり。

とにかく問題児でした。今もですが。

自分第一の職探しをした


そんな私なので,就職なんて無理だと思って,
勢いで開業届を出してフリーランスになりました。
フリーランスになれるのはすごいからじゃない,
フリーランスしかできないからフリーランスになるしかないんだと
よく聞きますがまさにそれでした。

しかし,フリーランスになってすぐ儲けが出るわけでもないし,
貯金もほとんど無いし,結局は働かなくてはいけませんでした。
でも,もう一度言いますが,
平日働いて土日休むという会社員の生活が非常に苦手なのです。

会社員生活は最長で3か月しか続いたことがありません。
ある日突然,「あ,無理だ。」と思う日があって,行けなくなるのです。

そこでわたしがしたことは,「在宅 シフト制」で
めちゃめちゃ検索することでした。
変に完璧主義な私は,毎朝ひと前に出られるレベルまで支度をすることが
とってもストレスだったようで,それを排除しました。

そして
「5日働いて2日休む」よりも
「3日働いて1日休んで2日働いて1日休む」
ほうが気力が持続したので,そういった働き方ができる職場を探しました。


そうしてたどり着いたのは外資系企業でした。
日本の企業だとそういった働き方ができる会社はなかなか少なく,
その働き方ができるとしたら短期契約だったり
アルバイトで福利厚生が不十分だったりしました。

しかし外資系だと,その働き方でも正社員にしてくれたり
福利厚生も手厚かったりと
柔軟に雇ってくれたので安心できました。
また,フルタイムよりも勤務時間が少ないので
副業をもりもり認めてくれました。
同僚にも事業をやっている人やミュージシャンをやっている人などが
たくさんいます。
う~む,こんな働き方,日本企業じゃできなかったかも…。

勢いでフリーランスになり急いで職探しをしていたため,
探し方は不十分だったかもしれませんが,
私の印象としてはそれが現状だったのです。

やっぱり「まっとうに」?会社員になるのが難しい人は,
外資系やスタートアップのほうが合ってるのかなぁ。
でもそっちはそっちで何か秀でてることがないといけない感じがするし,
生きていくって本当難しいです。

好きなことに時間をかけられると仕事も続いた

そうしてフルタイムよりは少ない勤務時間の在宅ワークを始めた私は,
慣れたらフリーランスの方の基盤も固めていこうと思っていました。

慣れるまでに半年かかりました。

働くってすごいことだよ~~働いている人みんなみんなえらい。
参考になんかなりませんし参考にしちゃだめだと思いますが,
まず会社員をやって貯金が出来てからフリーランスに…
なんて要領よくできず,
無一文でフリーランスの世界に飛び込んでしまった人は,
そういうお仕事を探してみるとよいかもしれません。

いま私は在宅ワークにも慣れてきて,
自分の時間を好きなようにものづくりに費やしています。

でもやっぱり会社員なんてやめたいよの気持ちはたっぷりありますけども。

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