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令和3年5月 出演情報

※写真は千束「山田屋」のゲソ天そば(+玉子)

※スケジュールは状況により変更になる可能性があります。開催の有無や開演時間の変更など、直前にご確認ください。

【寄席】

○5月中席(12日〜20日)
浅草演芸ホール 昼席

11時55分頃 3日間出演
(花金の出演日は14日,15日,20日)
主任: 笑福亭鶴光 / 三遊亭笑遊
木戸: 大人3000円 学生2500円 子供1500円
[浅草演芸ホールホームページ]

【落語会】

○5月4日(火・祝)
寸足らず噺を聴く会

時: 14時30分開場 15時開演
於: 武蔵境商連ファミリースタンプ会議室
(武蔵野市境南町2丁目10−24
※武蔵境駅南口徒歩2分)
出演: 三遊亭花金 他2名
(一人2席で計6席申し上げます)
木戸: 予約2000円 (当日2500円)
予約・問合せ:
ファミリースタンプ(事) 0422326554

○5月16日(日)
花金が勉強する会 2

時: 14時45分開場 15時開演
於: 肉骨茶(バクテー) 2階
(北区上十条2丁目30−9 青木ビル)
出演: 三遊亭花金
木戸: 1000円 (定員13名)
予約・問合せ:
kame10000year@gmail.com
090-2084-0931(カメカワ)

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○〈延期〉5月22日(土)
面影の会

開催延期となりました。

時: 13時30分開場 14時開演
於: 三櫂屋
(新宿区舟町4北村ビル2階)
出演: 柳家小もん 三遊亭花金 入船亭扇ぽう
木戸: 1500円
予約・問合せ:
hanakin@3yutei.com

○5月24日(月)
日本橋de圓満会

時: 17時30分開場 18時開演
於: お江戸日本橋亭
(中央区日本橋本町3丁目1−6 1階)
出演(出番順): 三遊亭花金 橘ノ圓満 三遊亭とん馬
(仲入り) 三笑亭可風 桂小すみ 橘ノ圓満
木戸: 前売1500円 当日2000円
予約・問合せ:
(落語芸術協会) 03-5909-3080

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○5月25日(火)
メガネちーむ落語会 活ハウス編

時: 18時30分開場 19時開演
於: 日暮里活ハウス
(荒川区西日暮里6丁目17−2)
出演: 春雨や晴太 三遊亭花金 春風亭昇りん
木戸: 前売り1500円 当日1800円
予約・問合せ:
meganerakugo@gmail.com

※こちらの公演はライブ配信もございます。
詳しくは下記【配信】の項目をご覧下さい。

○5月26日(水)
√9公演 メガネちーむ落語会

時: 18時30分開場 19時開演
於: 神田明神
(千代田区外神田2丁目16−2)
出演: 春雨や晴太 三遊亭花金 春風亭昇りん
          ゲスト= 春風亭弁橋
木戸: 1500円
予約・問合せ:
[ルート9ホームページ]
[ルート9(神田明神)予約フォーム]

※こちらの公演はライブ配信もございます。
詳しくは下記【配信】の項目をご覧下さい。

○5月28日(金)
きんべん!

時: 15時15分開場 15時30分開演
於: 十条中央商店街会館二階 (和室)
(北区上十条1-16-6)
出演: 春風亭弁橋 三遊亭花金
         (落語一席ずつ)
木戸: 1000円
予約・問合せ:
kame10000year@gmail.com
080-2391-1868(前日迄)

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【配信】

○5月23日(日)
ネットde芸協らくごまつり
〜おんらいんでありんす〜

10:00〜16:00
芸協らくごまつり特設サイト

○5月25日(火)
メガネちーむ落語会 活ハウス編

時: 19時〜 ライブ配信
(27日までアーカイブ視聴出来ます)
出演: 春雨や晴太 三遊亭花金 春風亭昇りん
視聴チケット: 1000円
詳細はこちら[Peatix]

○毎週土曜日夜
メガネちーむYoutebe

ルート9 YouTubeチャンネル


[前月の予定]    [次月の予定]


















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【おまけ日記】
『春とポリプロピレン』

4月の上旬、花見酒をネタおろししました。本当は昨年の春に、披露目の高座でやろうと目論んでいたのですが、ご案内の通り色々あった挙句、気づけば花見の季節は終わり。一年越しのネタおろしとなりました。

さぁ、気合が入ります。(とはいえ一年間このネタを稽古をしていたわけではありませんが。)お客さんを前にして、いざ、湯呑みのお酒を飲む仕草に取り掛かる、、、あれ、、、おかしいな、、、何やら無機質な、、、ポリプロピレンの容器が頭に浮かんで、、、あれ、、、目を閉じると余計にはっきりと、、、

遡ること数日前。新宿某所。
一門の小笑師匠を含む四人の新真打の披露パーティーが行われました。私も当日は朝から手伝いに行き、パーティーは時世に配慮しつつ、それでも盛大にとりおこなわれました。問題はそのあと。
パーティーの最中、毎年の恒例で、大きな酒樽の鏡開きがあったのですが、その中身のお酒を、今回ばかりは御臨席の方々に振る舞うことが出来ないのです。全て、われわれ手伝いの二ツ目で処理しなければ、という状況になりました。
ほいきた!それならば!と、その場で車座になり、飾り付けの花でも見ながら酒盛りを、とくれば芸人らしくて良かったのですが、なにせ試し酒の久蔵さんでも苦労するであろうほどのお酒です。各々持ち帰ることにしたはいいものの、今度はそのための入れ物がない。その時、とある兄さんがとっさの機転で買ってきたのが、ポリプロピレンの瓶型の容器でした。東急ハンズ新宿店7階、理化学用品売り場にあったそうです。(なぜそこに向かったのか。酒飲みの感の冴え方はおそろしい。)たしかに安くて大容量、なおかつ蓋もしっかりと閉まるので、持ち運びに最適、ではあるのですが、、、

なんだか、同じアルコールでも実験室の香りが漂ってきそうなその容器をチャプチャプ言わせつつ、家に戻って来ました。夜になって、一口飲んでみると、これがまたとんでもなく美味しい!
雑味のないスッキリとしたいいお酒であることはもちろん、時間をかけて樽木からうつったヒノキの香りが飲むたびに鼻に抜けていきます。返す返す、あの場で振る舞われなかったことがもったいない。

噺の稽古をしていると、思わぬことまで一緒に記憶されてしまうものです。
置泥をボソボソ呟いていた吉原の公園のベンチや、元犬の稽古中に吠えかかってきた本物の犬など。高座で話している最中でさえ、ともすると目に浮かんでしまうことも。しかもそれらは、噺を覚えてからずいぶん経つのに、なかなか消えてくれなかったりします。

パーティーからしばらくはとくに仕事もなく、花見酒の稽古をしつつ、夜にちびちびと、ポリ容器を傾けてお酒をいただく日々でした。おかげでこの先毎年、あの真打披露パーティーと、ポリ容器に並々入ったお酒を思い出すことになるかもしれません。お酒はポリ容器から飲む方が酔うね、などと、高座中に余計なことを考えながら。右手を傾ける仕草のたびに。春が来るたびに。

あ。肝心のお酒の銘柄を覚えてないや。

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