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令和3年4月 出演情報

※写真は入谷「家康」の家康うどん

【寄席】

○4月2日(金)
日本橋亭 お江戸寄席

13時45分頃出演
主任: 三遊亭好楽
木戸: 前売1500円 当日2000円
[お江戸日本橋亭ホームページ]


○4月10日(土)
広小路亭 しのばず寄席

16時55分頃出演
主任: 三遊亭鳳楽
木戸: 前売1500円 当日2000円
[上野広小路亭ホームページ]

【落語会】

○4月8日(木)
二ツ目勉強会『やっちゃう?!』

時: 18時30分開場 19時開演
於: らくごカフェ ※今回から会場が変わります。
(千代田区神田神保町2丁目3−5)
出演: 三遊亭花金 林家彦三 三遊亭ぐんま 昔昔亭昇
木戸: 予約2000円 当日2500円
予約・問合せ:
(らくごカフェ) 03-6268-9818
rakugocafe@hotmail.co.jp

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○4月16日(金)
『√9、始動』

時: 18時開場 18時30分開演
於: 神田明神
(千代田区外神田2丁目16−2)
出演: 春風亭弁橋 笑福亭茶光 春雨や晴太
三遊亭花金 神田桜子 三遊亭仁馬
春風亭昇りん 昔昔亭昇 春風亭昇咲
木戸: 前売2000円 当日2500円
予約・問合せ:
root9.rakugo2021@gmail.com

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○4月17日(土)・18日(日)
湯河原温泉 『見番寄席』

※神奈川県の公演です。
於: 湯河原温泉見番 3階
(湯河原温泉芸妓屋組合)
(神奈川県足柄下郡湯河原町宮上458)
時: 13時開場 13時30分開演 (約60分)
両日とも同スケジュール
出演: 三遊亭花金
木戸: 500円
問合せ:
(湯河原温泉観光協会) 0465-64-1234
[公式サイト]


○4月17日(土)
湯河原温泉 『温泉らくご』

※神奈川県の公演です。
於: 青巒荘(せいらんそう)
(神奈川県足柄下郡湯河原町宮上679)
時: 19時30分開場 20時開演 (約40〜60分)
出演: 三遊亭花金
木戸: 落語のみ500円 入浴付き1000円
問合せ: (青巒荘) 0465-63-3111
[公式サイト]


○4月24日(土)
さば弁番外編
〜決起会!作戦会議〜

時: 13時30分開場 14時開演
於: フリースペース無何有
(新宿区新宿3丁目34−3 千草ビル 3F)
出演: 春風亭弁橋 神田桜子 三遊亭仁馬
ゲスト=三遊亭花金
木戸: 1500円
予約・問合せ:
s.benkyo.rakugoka@gmail.com

※こちらの公演はライブ配信もございます。
詳しくは下記【配信】の項目をご覧下さい。

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○4月26日(月)
日本橋亭 桂夏丸の会

時: 17時30分開場 18時開演
於: お江戸日本橋亭
(中央区日本橋本町3丁目1−6 1階)
出演(出演順): 三遊亭花金 桂夏丸 三遊亭遊吉
(仲入り) 桂竹千代 東京太・ゆめ子 桂夏丸
木戸: 前売1500円 当日2000円
予約・問合せ:
(落語芸術協会) 03-5909-3080

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○4月28日(水)
すがも巣ごもり寄席

時: 12時30分開場 13時開演
於: スタジオフォー
(豊島区巣鴨4丁目42−4)
出演: 柳家小んぶ 雷門音助 三遊亭花金
木戸: 1000円
予約・問合せ:
スタジオフォー
03-3918-5944
nisijima@f2.dion.ne.jp

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○〈中止〉4月30日(金)
メガネちーむ落語会 活ハウス編

公演中止となりました。

時: 18時30分開場 19時開演
於: 日暮里活ハウス
(荒川区西日暮里6丁目17−2)
出演: 春雨や晴太 三遊亭花金 春風亭昇りん
木戸: 前売り1500円 当日1800円
予約・問合せ:
meganerakugo@gmail.com

※こちらの公演はライブ配信もございます。
詳しくは下記【配信】の項目をご覧下さい。


【配信】

○4月9日(金)
第二回「発破二人会」

時: 20時〜 ライブ配信
(アーカイブ2日間)
視聴チケット: 1500円
[詳細はこちら]

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○4月24日(土)
さば弁番外編
〜決起会!作戦会議〜

時: 14時〜 ライブ配信
(アーカイブ2週間)
出演: 春風亭弁橋 神田桜子 三遊亭仁馬
ゲスト=三遊亭花金
視聴チケット: 1000円
[詳細はこちら]

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○〈中止〉4月30日(金)
メガネちーむ落語会 活ハウス編

公演中止となりました。

時: 19時〜 ライブ配信
(アーカイブ2日間)
出演: 春雨や晴太 三遊亭花金 春風亭昇りん
視聴チケット: 1000円
※チケット詳細ページは後日更新します。

○毎週土曜日夜
メガネちーむYoutebe

4月24日よりスタートします。
ルート9 YouTubeチャンネル


[前月の予定]    [次月の予定]

















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【おまけ日記】

カンボジアの都市シェムリアップの東に位置する、プレループ遺跡(あるいはバンテアスレイ寺院だったかも)に向かう観光バスの記憶。そのほとんどは窓外に巻き上げられた砂ぼこりの光景なのですが、それでも小学生だった私は、その砂ぼこりの向こうに見える、強い日差しと広葉樹林の風景を一生懸命に眺めていたような気がします。

祖母、母、叔父、叔母、従兄弟二人と、私。
ぞろぞろとバスを降りては、崩れかかった石の門をくぐって正面の塔へ。塔の上からあたり一面の眺望を味わったその帰路で、大所帯の一番最後を歩いていた私はふと、このまま、もしバスに乗らなかったら、などと考えはじめたのでした。

一生のうちに、いつかは行く場所と、決して行かない場所。誰でもそんなことを考えたことがあると思います。そして、遠出をした時などは特に、その境目が自分の足元にある。今まさに自分の足でその境目を更新しているのだ、という気がするものです。

石門を出る直前、人知れず左に曲がって駆け出した私は、整備されていない、さらに足場の悪い遺跡の中を、人のいない方へ、いない方へと進んでいきました。
どのくらい走ったでしょうか。遺跡を抜けると大きな濠があり、水のたまった濠の周辺は、林のようになっていました。遺跡修復のための石材置き場にもなっていたのか、直方体に切り出された石があちこちに転がっていて、あたりには誰もいません。
よく晴れた空。強いはずの日差しも、その周囲だけは涼しげな風と空気に中和され、静かな水辺の音だけが響いています。しばらくその辺を歩いたり、濠を覗いてみたり、こんなところで、日本のよく知っている歌なんぞを歌ったら、どんな風に響くだろう、などとやっておりましたが、やはり恐怖心もあったので、実際には2,3分くらいのことだったかも知れません。
発車時刻を過ぎたバスはちゃんと私を待ってくれていました。家族は、意外にも私を探していたという様子はなく、とても静かな車内だったのを覚えています。席に座ると叔母さんが私を見て一言だけ、あんた、カンボジアの子になるとこやったね。

落語の演目は三百とも五百とも言われます。一生のうちに、いつかはやる落語と、決してやらない落語。その境目は必ずあるのでしょう。
困ったことに、「決して」などと思った途端に、なんだかやりたくなってしまう性分のようで、この4月、自分でも意外な人に、意外なネタの稽古をお願いしてみました。もちろん向こうも不思議そうな顔をしていました。

そんな唐突な衝動に駆られて、観光巡路を外れてみたはいいけれど、今のところ披露できる見通しは立っておりません。どうか、この文章のことはいったんお忘れになり、気長にお待ちいただければ、と思います。

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