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五七五のつぶやき(2)返短歌

こんにちは、hana.hafuriです。

返歌が、好きです。文字数の制約に加え、前の句の制約が加わることで、制約の中の発想を楽しめるからです。

この句に返歌として短歌を添えます。

枯れ桜 光蟲舞う 風姿
(かれさくら ひかりむしまう かぜすがた)

風余韻 花びら蟲の 光舞
桜の現 夢日の幻視
(かぜよいん はなびらむしの ひかりまい さくらのうつつ ゆめひのげんし)

もとの句で光蟲が風の姿を表す様を詠ったので、風の余韻としました。枯れた桜は現の姿。花びらのように舞う蟲は、春の日の夢のごとく、幻を映し出してくれたことをイメージして返しました。

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