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【お花の話】胡蝶蘭はなぜ高い?

こんにちは、加藤宏一朗です。

お祝いごとで一般的なのが「胡蝶蘭」です。

「胡蝶蘭が縁起が良いもの」ってことは何となくご存知かもしれません。

でも、何でお祝いに贈るのかよくわからない人多いと思います。

そこで、贈る理由や値段が高い理由をまとめてみました。

胡蝶蘭が縁起がいいのは?

・胡蝶蘭の花言葉は『幸福が飛んでくる』です蝶に似た花の形で、ひらひらと幸せが舞い込んでくることを連想させ、由来とされています。

・根があるものを「根つく」ものといって、「幸福が根付く」と考えられています。

・古代ギリシャ時代から子孫繁栄と結び付けられ、現代でも縁起の良い花と言われています。

・胡蝶蘭の学名「ファレノプシス・アフロディーテ」は愛と美の女神アフロディーテが由来とされています。 また、左右対称の美しい形の花を咲かせることろから「完全なる美」の象徴ともされています。

・胡蝶蘭は植物の中でも比較的丈夫で、一度咲けば1ヶ月から2ヶ月の間お花を楽しむことができます。また、少しのお手入れで再び花を咲かせるほどの生命力を持っています。

選ばれる理由4選

理由1:縁起のいい「花言葉」を持つから

胡蝶蘭の花言葉は「幸福が飛んでくる」、鉢植えは「根付く」という意味を持っています。
合わせると「幸せが定着する」となり、とても縁起のいい贈り物となります。

理由2:花粉・香りが少ないから

飲食店や病院など贈る相手によっては、花粉や香りが強い花を嫌がる方も。
しかし、胡蝶蘭は花粉・香りが少ないため、どんなシーンでも愛されています。

理由3:花持ちがよく、長く楽しめるから

簡単な手入れで2~3カ月以上もつと言われている胡蝶蘭は、他の花よりも長く美しさを楽しむことができます。

理由4:時期を選ばないから

お花にはそれぞれ「旬」がありますが、胡蝶蘭は一年中栽培され、どの季節でも美しさが変わらないため贈る時期を選びません。

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値段が高い理由は?

1.胡蝶蘭を栽培するには、手間と時間が必要だから高価になる

胡蝶蘭のタネは、たくさんできても自然に発芽する確立はごく稀です。そのため、ガラスのフラスコの容器の中で栄養分がとりやすい無菌環境を作り、その中で人工的に発芽させます。このような培養期間に、なんと4年の年月がかかると言われています。

2.胡蝶蘭を国内で育てるには、適温を維持する必要があるから高価になる

胡蝶蘭の発芽から苗までの栽培は、原産地である東南アジアで行われ、苗に育った状態で世界各地へ輸出されていきます。
日本の生産農家でも約90%は、台湾などから苗の状態で輸入します。

(今は日本にも農家さんはありますが。)

ある程度成長させたものを輸入することもできますが、胡蝶蘭は急激な温度変化や振動に弱いため、日本に到着したころには、枯れてしまうこともあります。
そのため、苗の状態から国内生産をせざるを得ないという事情があります。

胡蝶蘭を国内で育てるには、成長に必要な温室環境が必要であり、夏と冬には膨大な電力費用がかかることになります。わずか1℃節約してしまったことで、花輪の数が予想通り咲かなかったりすることもあります。光熱費・水道代だけでも月に数百万円の費用がかかります。

3.胡蝶蘭を出荷するまでには、プロの熟練の技が必要だから高価になる

胡蝶蘭を育てる過程で、花の大きさ、色、形、並びなどは一鉢ずつ管理します。また支柱を立てる際も、胡蝶蘭の花茎はとても折れやすいため、熟練したプロでも気を使う作業となります。胡蝶蘭のあの美しい曲線美は、プロの熟練の技が生み出します。
このような手間暇をかけ、一つ目の花が咲くまでに約5~6ヶ月かかります。

縁起物として重宝される胡蝶蘭を育てるまでには手間がすごいということがわかりましたね。

引用した記事は下記から


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