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毒親生まれ、毒親育ち 15
そして、
父Bは遂に妹に手を出してしまいます
原因は煙草の吸い殻をタバコの自販機の周りで探して来いという命令を妹が嫌がったから。
殴る蹴るで自分の欲求が満たされないと
暴力に走りました。
妹は耐えきれなくなり以前父Bが逮捕された時にその後お世話になった福祉関係の方の家へ走りました。
靴も履かず逃げたいその気持ちだけで
走りました。
そしてすぐに母のもとへ電話が。
「妹さんが父Bさんに暴力を受けて避難しています。わたしとしてはお母様のもとへ帰す方が安全だと思うのですが」
わたしはその電話の内容を聞いて
父Bに怒りの感情というより自分の中のドス黒い何かが湧き上がってくるのが分かりました。
人の人生、子どもの人生をめちゃくちゃにして
己の欲求だけは当たり前かのように押し通すあいつが憎くて死んでくれないなら殺してやりたいくらいでした。
妹は母がすぐに引き取りに行き我が家へ帰って来ました。
ボロボロの妹を見て
後悔と安堵が同時にやってきました。
あの時、わたしが代わりに行っていれば妹がこんな思いをせずに済んだのに
でも無事に帰って来てくれてよかった…と。
父はその福祉関係の方からキツく注意を受けたそうですがそんな事で改心するやつではありません。
まだまだ私たちの人生に害を及ぼす存在です。
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