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【私見】推理小説は紙にかぎるよ【3つの理由】


私の超個人的な好みですが、紙の書籍が好きです。

あの手に取った時の重み、ページをめくる時のわくわく感。
表紙のデザインや写真、タイトルとのバランスが私のどストライクのものに限っては、部屋のインテリアとして一定期間我が家の一等地に飾られます。

一定期間というのは、好みがどんどん移り変わるし素敵な本はとっとと手に入れたくなる性分なものだから、入れ替わりが激しいのですよ。

特にインテリア関係、暮らし系、推理小説などがどんどんと増えていく…!

脳みそはひとつしかないのに、インプットすべき情報がわんさかあり、それはそれで嬉しいことなんですがね。幸せ。

ちなみに電子書籍も購入します。移動中にインプットしたい勉強中の領域のものなどがそれにあたります。

今まではその時夢中になっている本を、小さなバッグに無理やり詰め込んで(なぜか私のバッグはだいたい小さいギュウウ・・・)出かけたりしたものですが、スマホ等でちょっとした移動時間などに読めるのはありがたいことですな(なんかデキる人になった感)。


ただね!


小説、とくに推理小説にいたっては、紙の本が大好きだ!(大声)

その理由をざっくり説明していこう!


理由その1.圧倒的な臨場感

紙のページをめくっていると、不思議とその本の世界観に取り込まれた気分になります。

まるで自分もその物語の関係者になった気分に(気のせい)。

特に私の大好きなクローズドサークルもの(閉ざされた山荘とかで密室殺人とか不可解なことが起こりがちな)だと、いつ自分にも凶悪な犯人の魔の手が伸びてくるか、安心はできません…!

理由その2.ページをめくるのがだんだん怖くなる問題(良い意味)

だんだんと人が殺されそうなフラグが立ってくると、次のページをめくる時はもうほんとドキドキします。
自分の細かい指使いとかでコントロールされるからかな(自分の足で歩いて回るお化け屋敷の恐怖感に似た)。

(そろそろ誰か死ぬんじゃないか…?ブルブル)

あれ?めくったけどまだ死んでない?と、

(いいかげん次のページで?!)

(凄惨な光景が?!)と緊張感が加速します!

理由その3.フォントが迫ってきてもはやページを触るのすら恐怖(褒め言葉)

ふ~怖い怖い。

特に誰か死んで、誰が犯人か特定していく段階ですら人がバタバタと死んでいく…謎が謎を呼ぶ、そんな時!

文字に点々(傍点)がついていて、強調されていたら。

(何?!それが謎を解くカギ?!でも全然わからない!)と

これまた恐怖に陥りその強調された文字を触るのすらイヤになってきます(賞賛)。これがたまらんのです!

なぜか電子書籍のPC等の画面だと、透明なバリアが張られている気がして(まあディスプレイ越しだし)、丸腰感がなくなるのです。守ってもらってるような。

余談ですが、小説冒頭にある「閉ざされた館」等の見取り図も大好きです。

細かく年齢まで書かれた登場人物一覧も好き。

そしてその全てを覚えていられない私です。何度も最初に戻っては復習し、恐怖におののきまた忘れる…。その際も、紙だと大体どの辺りのページだったか感覚で覚えているので、戻りやすいのもイイね!

まとめ

ここまで書いてきて色々理由はあれど、根本としてその本を「手に入れた!」感、「自分だけのもの!」感、そのリアルな感覚を、紙はより強く感じさせてくれるから私は好きなんじゃないかな?と思います。そこからの臨場感。

電子書籍も購入すれば「手に入れた」ことになるんですが、お気に入りの本はより「君はオレのもの!」と感じたいのかもしれないなあ。
本として、そばに置いて。
独占欲強いもんで。


※これだけ推理小説を愛する私ですが、これまでの人生一度たりともそのトリックを解いたことはないです(断言)。
あれ、ミステリ読者の方で完全に推理出来る方っていらっしゃいますか?
いたらスゴイ、弟子入りしたい(何の)。
ちなみに小学生の頃の夢は名探偵でした。かっこいいよね!

今は、ミステリドラマの終盤、解決編ですべての謎をとく名探偵役を演じるのが夢です(ポワロドラマの野村萬斎さんみたいに…)。


最後までお読みいただきありがとうございました!

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