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聖NS学園18話結果発表!

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7月20日。

ー生徒会の選挙結果発表の日ー

私は放課後、掲示板を見た。

選挙の結果発表だ。

結果は…?

私の名前の隣に赤い花がついていた。

え、どうゆうこと…?

花鈴
「わぁ!羽菜!当選だよ!?当選したよ!」

当選…当選…当選?!

私は飛び上がり、喜んだ。

羽菜
「やったーーーーーー!!!!当選だーー!」

画御、和香女
「おめでとうーーー!」

私は和香女にハグをする。

そして2人にはハイタッチをした。

羽菜
「3人とも、本当にありがとう!3人のおかげで当選したよ!!!」

和香女
「違う!違うよ!羽菜が頑張って掴んだ当選なんだよ!羽菜。本当におめでとう!」

私は泣きそうになって、目がうるうるしてきた。

羽菜
「ありがとう!私、生徒会活動も精一杯頑張る!」

私はそう意気込むと、3人は笑った。

花鈴
「先輩の所に行ってきな。」

花鈴がそう耳打ちしてくれた。

私は笑顔で頷き、先輩を探しに向かった。


「おめでとう。羽菜。」

隣から姫先輩の声がした。


「星南 羽菜を生徒会、庶務に任命する。」


え、やった!生徒会?

しかも、役職まで!

羽菜
「ありがとうございます!」


「生徒会室に来て。色々やることがあるから。」

羽菜
「はいっ!」

ー生徒会室ー


「はい、生徒会バッチ。これネクタイにつけて。」

わぁ、すごい、学園で5人しかつけてない生徒会バッチだ。

薔薇のマークにノートを開いた形のバッチはとても綺麗。

私がこれを受け取ると4人は拍手をしてくれた。

羽菜
「ありがとうございます!」

私が急いでバッチを付けている間に陽太先輩が話し出した。

陽太
「前置きして言っておくけど、生徒会に入ったからには後輩だからって容赦しないからね。ちゃんと仕事はこなすように。」

低めに脅され、私は引きしまった顔で頷いた。

蒼生
「あ。そうだ。星葉、終業式の挨拶、考えた?」

蒼生先輩が思い出したように言った。

姫先輩はギクっと背中を震わせた。


「ん?終業式の挨拶…か、考えてないよ…?」

姫先輩、仕事ちゃんとしてないじゃん!

すると陽太先輩が言った。

陽太
「まあまあ、姫は他の仕事があったんだよ、しかも、終業式は3日後だろ?まだ間に合うよ。」

私は驚愕した。

さっき自分で仕事はちゃんとこなすようにって言ってたのに!

なんて理不尽な!

羽菜
「なんで!?羽菜にはしっかりと仕事をこなせって言ったのに姫先輩には優しいの!?」

私は思わずそう言った。

陽太
「姫は他の仕事もきちんとこなしているからね。」

やっぱりおかしいよーっ!

羽菜
「だからって決められた仕事をこなさないなんて、生徒会失格ですよ!姫先輩!」

私はビシッと人差し指を姫先輩に突き出した。

姫先輩はちょっと怒った顔をして言った。


「ああそう!なら羽菜はちゃんと仕事をこなせるんだね!そう言うことだよね!?」

私はむっとして言い返した。

羽菜
「私を誰だと思ってるんですか!?こなせる訳ないじゃないですか!?」

言ってしまった。

こなせる訳ないって。

私は正直に言うと、生徒会室の空気がしんとなった。

姫先輩は笑いだした。


「wwww正直に言ったwww」

蒼生先輩と黒先輩も笑いを堪えている。

陽太
「じゃあ羽菜も言えないなwwww」

私は顔を赤くした。

私は諦めて言った。

羽菜
「じゃあ…姫先輩…一緒に原稿考えましょうよw」


「え、やだ。」

姫先輩は即答した。

え。なんで!?

私が頬を膨らませると、黒先輩が言った。


「じゃあ明日までに終わらせないと夏休みは陽太に会ったらダメってことにするよ?」

姫先輩はびっくりして言った。


「それは駄目!」

そして私の腕を掴むと


「羽菜!手伝って!」

と椅子に誘導される。

それを他の先輩3人が笑っていた。


「じゃあ、仕事始めよっか。」

そして各々の仕事を始めた。

下校時刻に近くと不意に思った。

先輩と夏休み、遊びたいなって。

たとえば、遊園地とか…


「羽菜、これはどっちがいいと思う?」

姫先輩が原稿の内容で相談してきた。

私はそれを無視して言った。

羽菜
「ねえ!先輩!夏休み、遊園地行きません!?」

先輩は唐突すぎてびっくりしていた。

蒼生
「え?遊園地?」

羽菜
「はい!遊園地です!先輩達と行ったら楽しそうだなって!」

先輩は困惑していた。

姫先輩はうれしそうにしていた。


「遊園地…!楽しそう!ね!行こう!後期生徒会も頑張ろう会で!」

さすが姫先輩!

羽菜
「行きましょ!行きましょ!」

蒼生先輩は笑っていった。

蒼生
「いいかもな。生徒会メンバーで遊んだこともあんまりないし。」

うんうん!


「遊園地かあ。絶対楽しいよ。陽太。行こうよ。」

陽太先輩は迷っていた。

陽太
「宿題はどうするんだよ。勉強時間も今と比べて増さないといけないのに。」

私はどうしても遊園地に行きたかったので、こんなことを言った。

羽菜
「宿題ぐらい、すぐに終わりますよ!」

その回答に陽太先輩はすぐに答えた。

陽太
「お前が1番心配なんだ。宿題やらないで学校来るとか、生徒会のキャラクターが崩れるだろ。」

う、たしかに。

陽太先輩ってキャラクターとか結構気にしてる感じなのかな。

羽菜
「絶対に終わらせます!なので、遊園地に一緒に行ってください!お願いします!」

私は土下座をして陽太先輩にお願いした。

陽太
「土下座!?そこまでしなくてもいいけど!分かった!行くから!宿題を絶対に終わらせること!じゃないと生徒会をやめてもらうからな!」

せ、生徒会をやめる…!

重っ…!

私は顔を上げてビビりながら頷いた。

蒼生
「じゃあ今週の日曜日に、遊園地に集合な。」


「いいよー。」


「うん。」

羽菜
「は、はい…」

陽太
「分かった。」

私の夏休み、どうなるんだろう…

あとがき
最後まで読んで頂きありがとうございます!
みなさんは学校、今日までですか?
そうですか、今日までですか。
…いいな。
NS学園は23日までです。
他の学校よりもちょっと遅いです。
私の学校も24日から夏休みです。
あと4日頑張ります!
良ければ応援して…w( ・∇・)

この小説が面白いと思ってもらえたら
コメント、スキをお願いします!
ではまた次回のNS学園で!
バイバイ!





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