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【益子】茶碗蒸しを作りたくって旅に出た

茶碗蒸し用の器が家にないと気づいたのは、卵と出汁を混ぜてからだった。
あぁ、今日の晩ごはんは海鮮丼と茶碗蒸しに決めていたのに・・・

その場はコーヒーのマグカップで乗り切ったが、頭の中にずっと茶碗蒸しの器がこびりついた。
一方、茶碗蒸しの器ってこれ以外用途ある?!と思うと迂闊に手が出せない。

何にでも使えそうで、我が家のコンパクトな圧力鍋にも複数個入れられるいい感じの器が欲しい!ということで、益子焼や陶器市で有名な「益子」への旅を決めたのである。

アクセス難易度高いが、ぜひ行ってほしい益子旅!

東京近郊にある我が家からは、4回の乗り換えで3時間超かかった。
ペーパーな私は電車一択だったため、正直わらけるくらい行きづらかった。
※秋葉原から関東やきものライナーという直行バスがあるみたいですが、記事公開時は一部運休中のようです。

当日の朝も「3時間かけて行っておもんなかったらどうしよう」とビビりはじめたが、意を決して家を出た。

結論、めっちゃ楽しい1日でした!

本気で器に埋もれられる街。 散策時間は?

陶器市など催事期間ではない土曜に来訪のため、どれほど賑わいがあるのか正直未知数。さらに駅に着いたとき下車した人数は6人。

店開いてなかったらどないしよ?!という不安予報はありがたくハズレ。
「城内坂通り」という店が集まる商店街近くはにぎわっていた。
何より、どこを見ても器・器・器!ほんとに器天国。

お昼ごはんを食べた時間を合わせ、計3時間ほど散策。
益子駅から自転車をレンタルするのがおすすめです。
器街まで徒歩だと少し距離がありますが、自転車だと10〜15分ほどで着きます。

ひとつひとつのお店をもっとじっくり見たい人、陶器作りを体験したい人は、半日〜1日いるつもりで到着時間を逆算するのがいいと思います。

どのお店も素敵だけど、私はここで出会った!

JOHNNY'S ART STUDIO
白い器を中心に取り揃えている器屋さん。
大通りから少しだけ見えづらい奥まった場所にある。
白の器って他の店舗にも色々あるんだけど、ざらっとした手触りと風合いがあってかわいい。
あとサイズが小ぶりなものが多くって、我が家の圧力鍋に入りそうないいサイズのものと出会うことができました!

陶知庵 碧いうつわと田舎料理
こちらは青い器を取り揃えている器屋さん。
器は買わなかったんだけど、定食がとってもおいしかった!
天気もよかったのでテラスで食べ、店員さんもパワフルでやさしい方でほっこり。
また益子の陶器市とか行けたら再訪したいと思えるお店でした。

マイおすすめプラン!

帰りは宇都宮でギョーザとビールを摘んで帰るとさらに満足度アップ!

【行き】東京→(電車)→益子
【帰り】益子→(バス)→宇都宮→(電車)→東京
※益子→宇都宮 のバスは1時間に1本ほどしかないので事前に時刻表を確認した方がよいです。


益子焼はお水にたっぷり浸してから使うそう。
これでおいしい茶碗蒸しライフがはじまります。

おしまい。


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