【2-7 Triple Draw】 ハイレベル講座①ラストドロー1枚vs1枚のGTO解と簡易GTO戦略(pot:5.25BB)
こんにちは、『『『9Game Mixで世界一を獲った(大事)』』』りゅうたろうです。
この記事では、「2-7 Triple Draw」におけるラストドロー1枚チェンジ vs 1枚チェンジの状況に着目して、ソルバーを利用して計算した均衡解(GTO解)と、初心者の方でも実戦ですぐ使えるように戦略を簡単にした簡易GTOについて詳しく解説します。
2-7 Triple Drawに関する記事はまだ日本に多くないと思うので、頻出であるラストドロー1/1の状況だけでも完璧にしていれば、国内外のトーナメントでかなりの利益を出せると思います。
ドローの優劣やポットサイズ、それぞれのシチュエーションにおけるエクスプロイト戦略などについて一つ一つ詳しく研究していて長くなってしまったので、複数の記事に分けています。
この記事では両者のドローが同じ強さの場合についての研究結果を説明しています。つまり同形からドローをして、同じ数字を引いた場合はチョップになるという想定です。また、ブロッカーについては考慮していません。
記事の価格に関しては、普段MIXゲームの個別コーチングで講習費を頂いてコーチングさせて頂いている内容とも被る部分があるので、相応の価格にさせて頂いております。ただ2-7TDをよくプレイする方にとってこの情報量の記事としては決して高くはない価格だと思っています。将来的に販売部数を制限したり価格を上げる事はあるかもしれませんが、この価格より下がる事は無いので安心して購入して下さい(?)
(※これは独り言ですが、国内でさえいつも1万とか2万のトナメに出てることを思ったら国内・海外トーナメントのインマネ率が1%上がるなら絶対にプラスになると思います(^^♪)
シリーズでいくつか記事を執筆しましたので、ご自身のご希望に合わせてお好きな記事を買って頂ければと思います。
■ポット5.25BB 均衡戦略 (GTO解) ≪2347 vs 2347≫
まずはポットが5.25BBの際の戦略について考えます。
これは、例えばBTNからオープンしてBBがコール。
3/2
x/b/c
2/1
x/b/c
1/1
のように、2ベットポットヘッズアップでその後すべて1ベットずつ入った状況と同じポットサイズです。
もちろんこれ以外にもこのサイズになることはありますし、かなり出現頻度の高いシチュエーションではないかと思います。
●OOP 1stアクション
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