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お店が無くなって、はじめてまちに想いを馳せる

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僕の住んでいる福井県福井市は、新幹線開業を2023年春開業に控えています。

これをきっかけにJR福井駅前の再開発が進んでいます。
イメージはこんな感じです。

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今回冒頭で並べた3枚の写真はいずれも、福井駅前にお店を出していた方々のものです。1枚目は60年以上愛されている書店。2枚目は、約50年愛された洋食屋さん。3枚目は、90年以上続いた玩具店。

僕は1枚目の写真にあった書店以外は行ったことはないですが、毎日通勤風景の中に常にあるお店でした。一度は行きたいと思いながらも、もう今はありません。

なぜでしょう?

なぜ、行きたいなと思いながら、行かなかったのでしょう?


きっと、これは「その風景が永久にある」と勝手に思い込んでいるからだと思います。

「無くしてはじめてその大切さがわかる」と言いますが、まちの風景であっても、きっと同じことがあてはまるのではないかと思います。


再開発が全て完了したとき、福井市に住んでいる方の胸のうちはきっと「無くしたもの」や「これからの期待」がまぜこぜになった状態かなと思います。


「無くなるとわかった瞬間にさみしくなる」場所がたくさんあるまち。
そんなまちが僕は好きです。

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