【問題】


人材の固定率の高い且つ流動性少ない組織、って安定してそうで良く聞こえるけど。
この環境的変化の乏しい組織の中で「問題」が発生してしまうと「解決策」を見つけ実現させるのは容易ではないと思った。更に解決出来ないことによって、というより問題を問題だと認識する力がなくて問題にメスをいれることが出来ず問題は巨大化し崩壊した時にようやく問題に気がつく始末。
人数が多い縦割りの組織だと尚更。
ザ大企業病。

中の人は死んでいってるのかもしれない。

「人」が変化したり影響を与えてくれたり……なんて期待出来るほど人は変化しないしスーパーリーダーシップを持ってる人なんてのもそうそういないのが現実。
問題も起きるけど結局仕組みや人の組み合わせを変えて変化させていくことでしか人は動いていかないんだと思う。

流れの止まった水は腐ってしまう。
そして自ら動けなくなってしまう。

人の意思を変えようとするより仕組みを変えてしまう方がよっぽど効果的。人なんて期待できない、悪い意味じゃなく。

終身雇用の限界は最近ネガティブな意味じゃなくてポジティブな意味に聞こえる。

業績のいいときは問題が隠れてしまっている、ってサイボウズの青野さんが言ってるけど本当にそうだと思う。
トラブルがあった時にこそその組織の課題が浮き彫りになる。

固定化された組織の固定化された問題ではなく変化のある組織の問題なら問題自体も組み合わせの人も変わっていくからまだ可能性はありそう。


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