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読書のマトメ#1 “もっと幸せに働こう”

水曜日は【読書のマトメ】としまして、私がこれまで読んだ本の紹介をしたいと思います。ただ単に紹介するだけではなく、この本のパワーワード3選!的な感じで、「これは!!」という生活に落とし込めるような名言を紹介していきたいと思います。
では早速、行ってみましょう!!

(内容量:1702文字 所要時間:4分程度)

もっと幸せに働こう。持たざる者に贈る新しい仕事術 著者:MB

著者のMBさんは、自身のことを立派な学歴も職歴も何もない「持たざる者」と冒頭で表現し、そんな持たざる者が、どのように年商億越えの会社経営に至ったか。「幸せの本質」や「差別化の概念」などを用いながら書かれています。※私のバイブル的存在の本であり、MBさんをメンターとして勝手に崇拝しております。音声配信アプリVoicyも毎日配信されており、発信内容は腹落ちするまで何度も聞き直しています。

名言①良書は常に抽象的

自己啓発本や仕事術は「読めば変わる」ものではありません。
読んで法則を理解した後に「自分だったらどうするか」という具体化する作業が必要。

この言葉は、本当に「まさしく!!」と腹落ちしました。
私は、ビジネス啓発っぽい本を数多く購入し、暇があれば読み漁っていますが、実際のところ、「うーん、これはイマイチだな」と思う書籍も多く、棚の肥やしとなっていたりします。このワードを見た瞬間、飛び上がりました。
そうか!!内容がイマイチだったのではなく、自身の状況や環境に合わせた具体化ができていなかったのだ!と。
ただ単に読むだけでなく、書いてある内容と法則を正しく理解し、いかに自分に落とし込めるか? これが大事ですよね!

名言②手段の目的化

「幸せになるために結婚しよう」は、目的は「幸せ」になることであり、「好きな相手と結婚する」ことができる。
逆に、年齢を重ね「とにかく結婚しなきゃ」となると、目的は「結婚」することになり、「好きな人」ではなく「結婚してくれる人」を探すことになる。

私の働く法人のお偉方は、働き方改革が始まった際、とにかく「業務効率化だ!しっかりと案を挙げろ!」と、指示を出してきたのですが、結果的に、働き方改革が始まって5年経った今でも、業務効率化に舵を切れた事例がありません。(恥ずかしい話ですが)
そもそも、業務効率化とは、職員の生産性向上や残業時間短縮といった「目的」を達成するための「手段」であると。この認識のないまま、手段が目的化されてしまった議論がフワフワと机上の空論さながら、交わされるため、気がつけば空中分解。未だ、業務効率化とはかけ離れた「昭和感」の漂う、渋い法人が出来上がってしまいましたとさ。

名言③目標には3つの種類がある

「水は低きに流れ、人は易きに流れる」という、人は本能的に安全な方へと進むもので、脆い心の持ち主である。
本能の力を断ち切るためには「目標」が必要であり、さらに3つの種類に分類されたものを明確にしなければならない。

1、達成目標=達成すべき目標 通常、期間と数値で表現。
2、行動目標=達成目標到達のために必要な行動内容。
3、実行項目=行動目標到達のために必要な5W1Hの詳細な内容。

理想である達成目標に向け、細分化された行動目標を達成するため、今日どのように行動するか?
ここまで細かく設定できればまずは第一歩。
しかし、それでもできないのが我々人間です。
なぜか。
そこまでしなくても、今を生きることができているから。
厳しくも、夢見る未来に向かい走り続けるためには、実行項目を他者と共有することが大事だとMBさん。
なので私は、実行項目をあえて仲の良い同法人職員に伝え、定期的に話したり、共有する場を強制的に作ることで易きに流れないよう両手足を拘束しています。
なかなか、大変ではありますが、自分に甘い人間である私にとっては良い環境を作ることができていると思っています。

本来ならこんな3項目に絞ることができない内容です!

人生を幸せに生きていくためのパワーワードが数多く散りばめられた素晴らしい本です。ぜひ一度、騙されたと思って読んでいただきたい1冊です!

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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