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巨人の肩にのる ~犬の散歩も、新しい道を行くには古い道をたどらねばならない~

本記事をご覧くださいましてありがとうございます。はじめまして。私は、山梨県北杜市に移住した農業エンジニア(Ph.D. (農学))です。2023年7月に前居住地から引っ越し、犬猫とともに、この地にやってきました。以前は、とある地方の教育・研究機関に所属し、教育・研究・技術開発に携わっていました。さて、そんな農業エンジニアが、身を置く環境を変え、完全在宅勤務の企業に転職し、移住ライフの日々で感じたことを、ゆるゆると綴ってゆきたいと思います。よろしくお願いします。

ある日、イヌの散歩に出たときのことです。いつもの散歩コースを行こうと思っていたのですが、途中で気が変わり、新しい目的地を経由した散歩コースに変更しようと思ったのです。そこで、道順を変えようと思ったのですが、ふと、「家を出発する時点から新規目的地の経由を想定していれば、散歩コースが新しくなって無駄がなかったのではないか!」と。

でも、よくよく考えると、必ず、いつもの散歩コースを途中までは、たどらないと新しいコースに入れないのです。そこで、こう思ったのです。

「あぁ、新しいところに行くには、必ず古いところを辿らずには到達できないものなのだなぁ。。。」と。もちろん、散歩コースの最初の一歩の方角などを「意図的に」新規なところを選べば違いますが、「普通に行動すると」という前提です。

そして、こうも思いました「これって、学問の世界でいう「巨人の肩に乗る」っているのと、すごく似てる!」と。

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