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【レシピ&解説】ケルディオGX+ビクティニ+三神

こんにちは。

強そうな組み合わせを試していたら想定していたよりも良い構築に仕上がったのと、私自身今回スタンダードレギュレーション(以下スタン)をやらないので備忘録がてら記録として残すことにしてみました。

この手の解説をしっかり書くのは初めてなので拙い部分もあるでしょうが、よろしくお願いします。

また、今回試験的に解説部分を有料にしてみました。とはいえ大したことは書かないのでジュース1本買うくらいの値段にしています。そもそもちゃんと詰めた構築ではない(“遊び”の部分がある)ので解説部分でデッキの強さを保証するものではありません。

1.読み飛ばしてもいい、いきさつ

私は6月から8月の間ずっと世界レギュをやっていました。また、来シーズンもエクストラレギュレーション1本でやって行くつもりだったのでスタンの事など1ミリも頭になかったのが実情です。要するに全くスタンの環境について行けてなかったんですね。

ところが2020シーズンが始まってみるとどうでしょう。またしてもトレーナーズリーグの60ポイントの壁が立ちはだかり、スタンをやらなくてはいけなくなりました。さあ困りました、全くスタンをやっていなかったので例え強いデッキを使っても経験値的な部分で確実に劣っているので効率よく勝てる保証がありません。そもそもスタンはあらゆるデッキが環境に存在するため一つ一つ検証するには膨大な時間が必要です。そのため今のスタン環境をざっくりと「タッグチームで戦うデッキ」「たね・1進化GXで戦うデッキ」「非GXで戦うデッキ」の3つに分け、とりあえず今は「タッグチームで戦うデッキ」がやや優勢かな?くらいの位置にスタート地点を置くことにしました。

では何を使おうか、というところで世界レギュの練習中にケルディオGXに相当苦しめられたことを思い出しました。特にエネルギー加速手段を持ったケルディオGXは手強かったです。ちょうど今は「タッグチームで戦うデッキ」も多い環境ですし、せっかくなのでケルディオGXを使ってみることにしました。

ところがケルディオGXをそのままスタンに持ち込むと思いのほか課題が多いことに気がつきます。主にカキやグズマなどのカードのおかげで試合のスピードが世界レギュに比べて段違いに速いですし、「非GXで戦うデッキ」もギラマネロだけではないのでそこも考慮しなくてはなりません。無人発電所ややぶれかぶれもビュンビュン飛んできます。そのため求められる要素としては「ケルディオGXの強みを生かしつつもある程度の安定感と速度があって、かついろんな非GXとも戦える」ことが必要だと感じました。こうしてみるとかなり難しい要求です。ところが、オルタージェネシスに収録されているカードがこれらの要求の大半をカバーしていることに気がつきました。こうして出来上がったのが次のレシピです。

2.デッキレシピ

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特筆すべき点としては、ビクティニ+レインボーエネルギーによる加速ギミックと大量のタッグチームサポートにタッグコール、それからアルセウス&ディアルガ&パルキアGX(以下三神)の採用、ケルディオGXの特性を最大限活かすためにテテフ・デデンネをはじめとする展開補助は無しといった点でしょうか。

特にタッグチームサポートとタッグコールが非常に強力で、単純な事故回避からサポートの撃ち分けをもグッズ1枚だけで実現するためかなり安定感のある動きができるはずです。

現在のスタンで特に重要視されている初動の動きについても、このデッキではエネルギー加速の準備をしつつ無人発電所からケルディオGXを守ったり…などかなりの量のパーツを要求されますが、グズマ&ハラで欲しいものをちょうどピンポイントで持ってくることができたりと奇跡的な噛み合い方をしています。

また、三神を採用することで本来ケルディオGXが苦手とするデッキをも無理やり力で解決できるようになりました。以下解説になります。

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